この記事の結論
結婚式場のホームページのリニューアルは、デザインより先に、残すURLとフェアの予約の流れを決めます。
招待状に刷ったQRコード、Googleマップの予約のリンク、Instagramのプロフィール、結婚情報サイトからのリンクは、今のURLを指しています。
URLを変えるなら、古いURLから新しいURLへ1本ずつ恒久的なリダイレクト(301)を
フェアの予約は、スマートフォンで日程を選んで送信が終わるまでを、作る前に今のサイトで数えておきます。
会場の基本は写真の中ではなく文字で書き、写真が多くても最初の表示が遅くならないかを公開前に測ります。
公開した後は、フェアのページの表示と予約の送信を週ごとに並べ、作り直す前の数字と比べます。
自館で確かめる5項目
作り直すかどうかを決める前に、手元のスマートフォンで、次の5つを確かめてみてください。
どれも10分ほどで終わります。
| 確かめること | 見る所 | 気にしたい状態 |
|---|---|---|
| フェアの日程を選んで予約を送るまで、何回押すか | トップから、空いているフェアを1つ選んで送信の直前まで | 日程の一覧にたどり着くまでに迷う、日程を選んだあとに別の画面へ飛ばされる |
| 予約のフォームが、最後の画面まで送れるか | 試しに入力して、完了の画面と確認のメールまで | 送ったのに完了の画面が出ない、確認のメールが届かない |
| Googleマップの予約のリンクの行き先 | 式場の名前で地図を開き、ビジネス プロフィールの予約やウェブサイトのボタン | トップや、終わったフェアのページ、開けないページに着く |
| 「〇〇市 結婚式場」で | ChatGPTやGemini、GoogleのAIモードに、地域と条件をつけて聞く | 自館の名前が出ない、出ても収容人数や料金が古い |
| 公式サイトの最終更新日 | フェアの一覧、お知らせ、プランのページの日付 | 終わったフェアが残っている、お知らせが何か月も前で止まっている |
どれか1つでも、引っかかる所はありましたか。
当てはまるものがあれば、自館の場合を無料で見てお伝えします。
作り直すか、今のサイトを直して使うかの見立てまでお返しできます。
フェアの予約がどの入口から来ているかの数え方は結婚式場の集客の記事に、ページに何を文字で書くかは結婚式場のSEO・AI検索対策の記事にまとめました。
この記事では、作り直すときの順番と、作り直しで失いやすいものに絞ります。
作り直すまでのあいだにも、フェアの予約は毎週動いている
作り直しは、打ち合わせから公開まで数か月かかることもあります。
そのあいだも、フェアは毎週末に開かれ、予約は毎週入ったり、入らなかったりしています。
今のサイトでスマートフォンの予約が途中で止まっているなら、作り直すまでの週の数だけ、その分の予約を逃し続けることになります。
どのくらい逃しているかは、ほかの式場の数字ではなく、自館の数字で見るのが確かです。
GA4で、フェアの一覧と各フェアのページが見られた回数と、予約の送信が完了した回数を、週ごとに並べてみてください。
予約の送信が完了したときのイベントには、キーイベントの印を付けておきます(アナリティクス ヘルプ:イベントにキーイベントとしてマークを付ける、2026年10月25日確認)。
このサイトでも、問い合わせの送信にキーイベントの印を付け、どこから来た人が送ったかをレポートで分けて見ています。
フェアのページは見られているのに、送信が週に数件しかない、あるいは0の週が続くなら、人は来ているのに予約の手前で離れている、ということです。
電話や結婚情報サイトから来た予約も、入口ごとに台帳に書いておくと、公式サイトだけが少ないのか、どこも少ないのかを分けられます。
この数字は、作り直したあとに良くなったかを判断する元にもなります。
作り直す前の数週間の数字を残していないと、公開したあとに比べる相手がありません。
だから私は、作り直しを決めたその週から、数え始めることを勧めています。
残すものは、外に刷ったURLと、よく見られているページ
式場のサイトのURLは、思っている以上に外に出回っています。
招待状に刷ったアクセスのページのQRコード、Googleマップの予約やウェブサイトのリンク、Instagramのプロフィールのリンク、結婚情報サイトの掲載に入れた公式サイトのリンク、フェアの広告の行き先、チラシのQRコードです。
とくに招待状のQRコードは、挙式の日まで手元に残り、刷り直せません。
作り直しでアクセスのページのURLが変わり、転送もないと、当日に会場へ向かうゲストが開けないページに着くことになります。
いちばん守りやすいのは、URLを変えないことです。
変えるなら、Googleのサイト移転のガイドに沿って、古いURLと新しいURLの対応表を作ります。
古いURLは、サイトマップ、サーバーのログ、CMS、Search Consoleの「サイトへの
写真の多い式場のサイトでは、ギャラリーの画像のURLも表に入れておきます。
画像検索から人が来ているかは、Search Consoleの検索パフォーマンスで検索の種類を「画像」に
| 集める元 | 式場のサイトで見落としやすいもの |
|---|---|
| Search Consoleの検索の数字 | 式場の名前と「アクセス」 |
| GA4のページごとの表示 | フェアの一覧、プランのページ、アクセスのページ |
| 外に出したURLの控え | 招待状のQRコード、チラシ、地図の予約のリンク、Instagram、結婚情報サイト、広告の行き先 |
| CMSとサイトマップ | 終わったフェアや、過去のプランのページ |
終わったフェアのページは、残すか消すかを先に決めます。
同じガイドは、削除したページや統合したページは404か410を返すようにし、関係の薄いページ(トップなど)に
次の回も同じ内容で開くフェアなら、URLを日付ではなくフェアの名前で作り、日程だけを書き換えると、外に出したリンクが切れません。
作り直すか直すかの一般的な分かれ目はホームページのリニューアルの判断基準に、公開の前と当日と後の手順はホームページのリニューアルの進め方に書きました。
式場の場合は、その一覧に「外に
フェアの予約の流れは、スマートフォンで数えてから作る
結婚式場の公式サイトで二人が最後にする操作は、フェアの日程を選んで予約を送ることです。
作り直しの打ち合わせでは、見た目の話が先に進みがちですが、私は、今のサイトでこの流れが何回の操作で終わるかを、先に数えておくことを勧めています。
数え方は、冒頭の5項目の1つ目と同じです。
トップ、フェアの一覧、日程を選ぶ所、入力、確認、完了の画面まで、押した回数と、画面が切り替わった回数を書き出します。
新しいサイトの試作ができたら、同じ数え方で比べます。
回数が増えていたら、見た目が良くなっていても、予約の手前で離れる人が増えるおそれがあります。
予約のフォームで聞く項目は、フェアの日程、名前、連絡先、人数の目安、希望の時期くらいに絞ります。
衣装やお料理の好みは、予約のあとに聞けば足ります。
電話のほうが話しやすい二人もいるので、スマートフォンではタップでそのまま発信できるリンクにし、そのタップもGA4のイベントで数えます。
フォームの項目と文言の決め方はお問い合わせフォームの作り方の記事に、15の確認点としてまとめています。
作り直しで変わりやすいのが、フォームの送信先と確認のメールです。
新しいサーバーやフォームの仕組みに移すと、送った二人には完了の画面が出るのに、式場の受付にメールが届かない、ということが起こりえます。
公開の前に、本番の送信先につないで、試しの予約を最後まで送り、二人に届く確認のメールと、受付に届く知らせの両方を見ます。
このサイトを作り直したときも、公開の前にフォーム13本を完了の画面まで通してから公開しました。
会場の基本は文字で書き、写真は文字を補う役にする
式場のサイトは写真が主役で、作り直すと写真をさらに大きく、多くしたくなります。
それ自体は悪いことではありません。
気をつけたいのは、収容人数、挙式の形、アクセス、駐車場、料金の目安、フェアの日程といった会場の基本が、写真や画像の中の文字にしか書かれていない状態です。
画像の中の文字は、二人がスマートフォンで拡大して読むのも手間です。
GoogleのAI機能についてのページも、重要な内容は文字で載せ、画像や動画は文字を補う形で使うよう勧めています(Google 検索セントラル:AI 機能とウェブサイト、2026年10月25日確認)。
もう1つ、作り直しで起きやすいのが、スマートフォンの画面だけ文章を減らすことです。
Googleは、インデックスへの登録と順位付けにスマートフォン版のページを使うとし、スマートフォン版にも、パソコン版と同じ本文と画像の代替テキストを載せ、見出しもパソコン版と同じように分かりやすく付けるよう勧めています。
読み込みにスワイプやクリックなどの操作が要る中身は、Googleが読み込まないとも書かれています(Google 検索セントラル:モバイル ファースト インデックスに関するおすすめの方法、2026年10月25日確認)。
スマートフォンで見やすくするなら、文章を消すのではなく、開いて読む形(アコーディオンなど)に
どの事実を、どのページに、どう書くかは、結婚式場のSEO・AI検索対策の記事に表でまとめました。
作り直しの原稿を作るときの一覧として使えます。
プランの料金を載せるなら、何人での金額か、何が含まれて何が含まれないか、どの時期や曜日に当てはまるかを同じ所に書きます。
消費者庁の価格表示のガイドラインは、価格と、その価格が当てはまる商品の範囲、当てはまる顧客の条件を正確に示すよう求めています(消費者庁:不当な価格表示についての景品表示法上の考え方、2026年10月25日確認)。
フェア特典の割引の書き方は、結婚式場・ブライダルのページに決まりをまとめています。
写真の多いサイトほど、公開の前に表示の速さを測る
写真を大きく、多くすると、スマートフォンで最初の画面が出るまでの時間が延びやすくなります。
Googleは、Core Web Vitalsの目安として、最初の大きな表示(LCP)は
一方で、ページ エクスペリエンスのページでは、Googleは検索した語に最も関係のある内容を表示するよう作られており、スコアが良くても上位に出るとは限らないとも書かれています(Google 検索セントラル:Google 検索のページ エクスペリエンスについて、2026年10月25日確認)。
点数を満点にすることより、検索や地図から来た二人が、最初の画面で待たされないことを目指します。
式場のサイトでは、トップの大きな写真や動画、ギャラリーが、最初の表示を遅らせやすい所です。
試作の段階で、トップとフェアの一覧とアクセスのページを、スマートフォンの条件で測っておきます。
スマートフォンで「見られる」と
URLを変えるなら、301で1本ずつ転送し、1年以上は残す
対応表ができたら、古いURLから新しいURLへ、サーバー側の恒久的なリダイレクト(301か
Googleのリダイレクトのガイドは、恒久的なリダイレクトでは検索結果に転送先が表示されること、サーバー側のリダイレクトが最善の方法であること、JavaScriptでの転送は、サーバー側でもmeta refreshでも転送できないときにだけ使うことを説明しています(Google 検索セントラル:リダイレクトと Google 検索、2026年10月25日確認)。
サイト移転のガイドからは、式場のサイトで特に効く決まりを挙げておきます(Google 検索セントラル:URL の変更を伴うサイト移転、2026年10月25日確認)。
| ガイドの決まり | 式場のサイトでの当てはめ |
|---|---|
| リダイレクトは、一般に1年以上を目安に残す | 招待状のQRコードは挙式の日まで使われるので、アクセスのページの転送は特に長く残す |
| 転送を何段にもつながず、最後の行き先へ直接向ける | 前回の作り直しの転送が残っていれば、古い転送の行き先も新しいURLに書き換える |
| 開発中に使ったnoindexやrobots.txtのブロックは外す | 試作のサイトの設定を本番に持ち込まない |
| アドレス変更ツールは、ドメインやサブドメインを変えるときだけ使う | 婚礼のサイトのドメインを丸ごと新しいドメインへ移すときに使う。ホテルの公式サイトの中の婚礼のページだけを別のドメインへ移すときは、ツールの対象にならないので301の転送で移す |
| SNSのプロフィールや広告の行き先も新しいURLに直す | Instagram、地図の予約のリンク、結婚情報サイトに入れたリンク、広告の行き先を、公開の日に書き換える |
同じガイドは、移転のあいだ順位が一時的に変わることがあり、中小規模のサイトでは大半のページが移るまでに数週間かかるとしています。
公開した翌日の数字だけで良し悪しを決めないほうがいい、ということです。
公開したら、新しいサイトマップをSearch Consoleに送り、主なページはURL検査で登録の状態を確かめます。
URL検査からの登録のリクエストには1日の上限があり、送っても登録されるとは限らないとされています(Search Console ヘルプ:URL 検査ツール、2026年10月25日確認)。
私は、トップ、フェアの一覧、アクセスのページのように、二人が探しに来るページから送ります。
公開した後は、作り直す前と同じ数字を週ごとに並べる
公開の日から数週間は、冒頭で数え始めた数字を、同じ形で並べ続けます。
| 見る数字 | 見る所 | 作り直す前と比べて気にしたい動き |
|---|---|---|
| フェアのページの表示と、予約の送信 | GA4 | 表示は変わらないのに送信が減った |
| 入口ごとの予約の数 | 予約の台帳 | 公式サイトの予約だけが減った、地図からの予約が0になった |
| 検索での表示とクリック | Search Consoleの検索パフォーマンス | 式場の名前とアクセスや料金を組み合わせた語で、表示が戻らない |
| 見つからないページ | Search Consoleのページのインデックス登録 | 古いURLが404のまま増えている |
| AIの答え | 冒頭の5項目の4つ目と同じ質問 | 古い料金や終わったプランが答えに出続ける |
公開した直後に予約が減ったときは、まずフォームの送信先と完了の画面、地図とInstagramのリンクの行き先を疑います。
順位の動きより先に、予約の通り道が切れていないかを見るほうが、早く手を打てます。
AIへの聞き方と記録の付け方は、ChatGPTに自社が推薦されているか確認する方法の記事に書きました。
数字を並べる担当と曜日は、公開の前に決めておきます。
作り直しは公開した日が区切りに見えますが、予約が増えたかどうかが分かるのは、数週間から数か月の数字を並べたあとです。
WordPressで作り直すなら、更新を誰がするかを先に決める
式場のサイトは、フェアの日程やお知らせを館の担当が自分で書き換えられるように、WordPressのようなCMSで作ることがあります。
その場合、作った後の更新の負担も、見積もりの段階で決めておきます。
WordPressの公式の説明では、3.7以降、多くのサイトでは小さな更新とセキュリティの更新が自動で入る一方、大きな版の更新は管理画面で「今すぐ
テーマやプラグインを多く入れるほど、更新の組み合わせが増え、どれかの更新で予約のフォームや日程の表示が動かなくなる心配も増えます。
作り直しの打ち合わせで、更新の知らせのメールが誰に届くのか、誰がバックアップを取って更新するのか、更新したあとに誰がフェアの予約を試しに送るのかを、名前で決めておきます。
保守で気をつける点はWordPressのデメリットの記事に、更新を誰がどう回すかはホームページの更新は誰がするかの記事にまとめています。
作り直しの費用は、移すものの量と、作った後の運用で変わる
式場のサイトの作り直しの費用は、ページの数だけでなく、移す写真とフェアとプランの量、予約の仕組みを新しく作るか、作った後の更新を誰が受け持つかで変わります。
見積もりの内訳と、作った後の費用まで入れた比べ方は、ホームページ制作の費用の記事に書きました。
見積もりを並べるときは、制作費だけでなく、公開から少なくとも1年分の更新と保守の費用、それにリダイレクトを1年以上残せるかどうかまで含めて比べると、あとで困りにくくなります。
bundlyzeに頼むと、何をするか
式場のホームページのご相談では、まず今の公式サイトを見て、フェアの予約までの操作の回数、外に出ているURL、文字で読めていない会場の基本、表示の速さを確かめ、作り直すか、直して使うかの見立てをお伝えします。
直して使うほうが早いと判断したら、そうお伝えします。
作り直す場合は、URLの対応表とリダイレクト、フェアの予約の流れとフォーム、会場の基本を文字で書いたページ、GA4での予約の計測までを受け持ち、公開した後の数字を週ごとに一緒に見ます。
ホームページの制作は、新しく作る場合も作り直す場合も初期費用0円です。
HP運用(月10万円〜・税別、
広告やSNSの運用まで任せたい場合はWebマーケティング代行になり、月20万円〜(税別)です。
こちらは媒体に払う広告費と広告の運用手数料が別にかかります。
料金の一覧は料金のページに、作業の流れはホームページ制作・LP制作と運用のページにあります。
短い質問なら、公式LINEでも受け付けています。
bundlyzeは大阪市北区のグラングリーン大阪を拠点に、全国からのご相談を受けています。
打ち合わせはWeb会議でも、対面でも可能です。
この記事を書いた津嘉山は業務システム開発とAWSを専門にするエンジニアで、このサイトの作り直しと、公開した夜の表示の速さの直しも自分で行いました。
よくある質問
結婚式場のホームページをリニューアルすると、検索の順位は下がりますか?
招待状に刷ったQRコードのURLは、どうすればいいですか?
リニューアルの前に、何を数えておけばいいですか?
スマートフォンで見やすくするために、文章を減らしてもいいですか?
結婚式場のホームページは、WordPressで作るべきですか?
bundlyzeに結婚式場のホームページの作り直しを頼めますか?
まとめ
結婚式場のホームページのリニューアルは、残すURLとフェアの予約の流れを先に決めると、作り直しで失うものを減らせます。
手始めに、スマートフォンで自館のフェアを1つ選び、予約を送る直前まで何回押すかを数えてみてください。
ホームページやLPについて、
いまの状況をお聞かせください
「何から
相談の前に、いまの見え方だけ知りたい場合は
4つのAIに10の質問をした記録と、サイトの点検の結果を、30分ほどでご説明します。費用はかかりません。