この記事の結論
LINE構築代行は、LINE公式アカウントの設計と設定を外部に任せ、使える形にして受け取るサービスです。
頼めるのは、導線の設計、管理画面の設定、リッチメニュー、予約や顧客管理との連携の4つです。
費用は主に、連携の有無と分岐の数、原稿や画像をどちらが作るかで決まり、代行費用とは別に、プランによってはLINE公式アカウントの利用料金がかかります。
自社の担当者を管理者に入れ、APIを使うならプロバイダーを自社の名義にしておくと、構築の後も自社で運用を続けられます。
株式会社bundlyze(バンドライズ)は、
公式LINEを作ったものの、あいさつの文面も、リッチメニューも初期のまま。
友だちが増えても、予約や問い合わせにつながっている実感がない。
そこで構築を頼もうと考えたときに、何をどこまで頼めるのかが見えにくいと思います。
この記事では、頼める範囲、費用が決まる要素、依頼から公開までの流れを順に書きます。
公開した後の配信を任せる場合はLINE運用代行の記事に、利用料金はLINE公式アカウントの料金の記事にまとめました。
LINE構築代行では何を頼めるか
頼める仕事は、設計、管理画面の設定、リッチメニュー、連携の4つに分かれます。
どの会社でも同じ範囲とは限らないので、見積もりの前にこの4つのどれを頼むかを決めます。
| 範囲 | 中身 | 向く場面 |
|---|---|---|
| 設計 | 友だちになる入口、最初のあいさつ、予約や問い合わせまでの道すじを決める | 何のために使うかがまだ曖昧 |
| 管理画面の設定 | プロフィール、あいさつメッセージ、応答メッセージの設定 | 作っただけで初期のまま |
| リッチメニュー | 画像、押す場所、行き先の設定 | 予約やよくある質問へ迷わず進ませたい |
| 連携 | 拡張ツールの設定、予約の仕組みや顧客の記録とのつなぎ込み、配信の出し分け | 友だちごとに送る中身を変えたい |
Lステップなどの拡張ツールの構築を頼むなら、
ツールで足りるのか、自社で仕組みを持つほうがよいのかは拡張ツールか自社開発かの記事で書きました。
リッチメニューの考え方はリッチメニューの記事が参考になります。
LINE構築代行の費用は何で決まるか
費用を大きく動かすのは、連携の有無と、分岐の数、原稿と画像をどちらが作るかの3つです。
同じ「LINE構築」でも、
| 要素 | 確かめること |
|---|---|
| 連携の有無 | 拡張ツールを使うか。予約の仕組みや顧客の記録とつなぐか |
| 分岐の数 | 友だちを何種類に分け、それぞれに別の内容を送るか |
| 原稿と画像 | あいさつ、配信の下書き、リッチメニューの画像をどちらが作るか |
| 公開後の支え | 操作の説明、公開後の修正をどこまで含むか |
見積もりを比べるときは、この4つをそろえます。
範囲が違うままの金額を比べても、高いのか安いのかは判断できません。
代行の費用とは別に、LINE公式アカウントの利用料金がかかることがあります。
月額はコミュニケーションプランが0円(月200通まで)、
いずれも税別です(LINEヤフー for Business:料金プラン、
拡張ツールを使うなら、その利用料がかかることもあります。
依頼から公開までの流れは7段階
進め方は会社によって違いますが、次の7段階を押さえておくと、抜けが見つけやすくなります。
- 目的を1つ決める:予約、問い合わせ、再来店のどれを増やすかを決めます。
- 今の状態を確かめる:アカウントの有無、管理者、プラン、すでにいる友だちの数を見ます。
- 道すじを設計する:友だちになる入口から、最初のあいさつ、メニュー、予約や問い合わせまでを1枚に描きます。
- 範囲と見積もりを決める:前の節の4要素をそろえ、納品物と修正の回数も書面にします。
- 原稿と素材をそろえる:あいさつ、応答の文面、画像を用意し、載せてよい内容かを社内で確かめます。
- 設定して、スマホで試す:友だち追加、あいさつ、メニューの押す場所、フォームの送信完了まで、実際のスマホで通します。
- 公開して引き継ぐ:社内の担当者が自分で直せるように、設定の一覧と操作の説明を受け取ります。
いちばん飛ばしやすいのは、3の道すじです。
ここがないまま画面を作ると、整って見えるのに、予約や問い合わせにはつながりません。
認証済アカウントを取るなら、申請の時間も見込みます。
認証済アカウントはLINEヤフーの審査が必要で、審査には5〜10営業日かかり、申請の後はアカウント名を変更できません(LINEヤフー for Business:認証済アカウント、
公開の日が決まっているなら、早めに名前を確定して申請します。
構築を頼む前に、名義と権限を決める
自社の担当者を管理者に入れ、APIを使うならプロバイダーを自社の名義にします。
この2つを相手に任せたままにすると、代行を終えた後に、自社で動かしにくくなります。
権限は、パスワードを渡さず、管理画面のメンバー追加で渡します。
「設定」
URLは発行から24時間で失効し、1回の発行で1人だけに使えます(LINEヤフー for Business:権限設定マニュアル、
拡張ツールや連携を使う場合は、プロバイダーの名義も確かめます。
LINE Developersの説明では、チャネルは作った後で別のプロバイダーへ移せず、ユーザーIDもプロバイダーごとに異なります。
運用ツールの提供会社が管理するプロバイダーの下に作る場合は、とくに注意するよう書かれています(LINE Developers:コンソールの概要、
構築が終わったら、何を受け取るか
受け取りたいのは、作ったものそのものより、自社で直せるための材料です。
- 設定の一覧(あいさつ、
応答、メニューの行き先) - リッチメニューの元の画像データ
- 自動で送る文面の一覧
- つないだ仕組みの説明と、それぞれの管理者
- よくある修正の手順
リッチメニューの画像を1枚替えるだけなのに毎回頼まないと変えられない、という形は避けたいところです。
受け取る前に、社内の人が自分で1回直してみると確実です。
自社で作るか、頼むかの分け方
あいさつとリッチメニューまでなら、管理画面で自社でも作れます。
一方で、友だちを分けて配信を変える、予約や顧客の記録とつなぐ、といった設計は、頼む意味が出やすいところです。
| 状況 | おすすめ |
|---|---|
| 目的が問い合わせの窓口だけ | まず自社で設定する。手順は問い合わせを受ける設定の記事 |
| 予約や再来店を増やしたいが、道すじが描けない | 設計だけ頼み、設定は自社で行う |
| 予約の仕組みや顧客の記録とつなぎたい | 設計から連携まで頼む |
| 毎月の配信を続ける人手がない | 構築の後の運用も頼む |
私たちが構築の相談で最初に確かめること
bundlyzeは、自社のLINE公式アカウントを問い合わせの窓口にしています。
LINE公式アカウントの構築と運用代行をお受けしていて、配信やお客様ごとの対応を自動で回すLINE連携の仕組みや、LINEミニアプリの開発も手がけています。
相談で最初に伺うのは、何を増やしたいかと、誰が管理者として入っているかの2点です。
画面の話は、この2つを確かめてからにしています。
よくある質問
LINE構築代行とは、何をしてもらうサービスですか?
LINE構築代行の費用は、何で決まりますか?
LINE構築代行と運用代行の違いは何ですか?
Lステップの構築代行も、LINE構築代行に入りますか?
構築を頼むときに、パスワードを渡してもいいですか?
LINE公式アカウントを代行会社に作ってもらっても大丈夫ですか?
依頼から公開まで、何を用意すればいいですか?
認証済アカウントは必要ですか?
bundlyzeにLINE構築を頼めますか?
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