この記事の結論
中小企業のSEO対策は、専任の担当者がいなくても、順番を決めれば社内で回せます。
最初にやるのは、誰にどの言葉で探されたいかを決め、Search Consoleで大事なページが検索に登録されているかを確かめることです。
次に、お客様によく聞かれる質問に答えるページを1本ずつ足し、会社概要とGoogleビジネスプロフィールの社名・住所・電話番号をそろえます。
地域名で探される会社は、地域名の入ったページと地図の情報が入口になります。
AIによる概要やChatGPTへの備え(LLMO・AIO)は、
bundlyzeに中小企業のSEO対策・AI検索対策を頼むときの進め方と、相談の窓口はSEO・LLMO対策の
中小企業のSEO対策は、「誰に、どの言葉で探されたいか」から決める
SEO対策と聞くと、キーワードの選び方や記事の本数の話から入りがちです。
ただ、中小企業のサイトで最初に決めておきたいのは、もっと手前のことです。
どんなお客様に来てほしいのか。
その人は困ったとき、どんな言葉で検索するのか。
たとえば、町の工務店なら「市の
社名で検索してくれる人は、すでに会社を知っている人です。
新しいお客様に出会うには、社名ではない言葉で見つかる必要があります。
Googleも、小規模なビジネスは多くの作業を自分でできるとして、まず公式のSEOスターターガイドで基礎を押さえることを勧めています【出典:Google 検索セントラル「SEO 業者が必要かどうか」】。
外に頼むかどうかは、この最初の整理ができてから考えても遅くありません。
社内でやる順番:最初の1日と、毎月の1時間
担当者が1人で、ほかの仕事と掛け持ちしている前提で、作業を2つに分けます。
| いつ | やること | 確かめる場所 |
|---|---|---|
| 最初の1日 | Search Consoleにサイトを登録し、サイトマップを送る | Search Console |
| 最初の1日 | トップ・サービス・会社概要・お問い合わせのページが検索に登録されているかを見る | Search Consoleの「URL検査」 |
| 最初の1日 | 各ページの題(タイトル)に、 | 実際の検索結果 |
| 最初の1日 | 会社概要とGoogleビジネスプロフィールの社名・住所・電話番号・営業時間を、一字一句そろえる | 自社サイトと地図 |
| 毎月 | Search Consoleで、表示が多いのにクリックが少ないページを探し、題と説明文を見直す | 検索パフォーマンス |
| 毎月 | お客様に聞かれた質問を1つ選び、答えるページを1本足す | 営業や電話のメモ |
| 毎月 | お問い合わせのフォームから、自分で1回送ってみる | 自分のメール |
最後の行は、SEOとは関係ないように見えるかもしれません。
ただ、せっかく検索から来た人が送ったのに、通知のメールが届いていなかったら、それまでの作業が全部むだになります。
私たちも、フォームを直したときは本番で送ってみて、届くのを確かめてから終わりにしています。
地域名で探される会社は、地域のページと地図の情報が入口になる
お客様の多くが近くにいる会社は、地域名の入った検索で見つかるかどうかが大事になります。
私たちのサイトでも、直近28日のSearch Consoleを見ると、
地域名の入った検索で出てくる場所は、主に2つあります。
1つは、Googleマップや検索結果の地図の枠です。
Googleは、地図の順位は主に「関連性」
ビジネスプロフィールに正しく詳しい情報を入れておくことは、関連性を高めることにつながると説明されています。
もう1つは、ふつうの検索結果です。
ここに出るには、
対応している地域が広い会社でも、主な地域ごとに、その地域のお客様に向けた中身(その
地名だけを差し替えた、中身がほとんど同じページを並べるのは、Googleがスパムとして挙げている「誘導ページ」に
AI検索(LLMO・AIO)への備えは、 SEOの土台の延長で足りる
ChatGPTやGoogleの「AIに
呼び名が増えて、何か別の特別な作業が要るように見えますが、Googleは、AIによる概要やAIモードに表示されるための追加の要件はなく、特別な最適化も要らないと書いています【出典:Google 検索セントラル「AI 機能とウェブサイト」】。
AI向けの特別なファイルや、特別な構造化データを作る必要もないとしています。
そのうえでGoogleが挙げているのは、検索に読み込ませること、サイトの中のリンクでページを見つけやすくすること、読む人にとって使いやすいページにすること、大事な内容を画像ではなく文字で書くこと、構造化データをページの文章と一致させること、ビジネスプロフィールの情報を新しく保つことなどです。
どれも、ここまでに書いた順番の中に入っています。
中小企業のサイトで気をつけたいのは、AIが答えに使えるだけの文字が、そもそもサイトにあるかどうかです。
会社の強みが写真の中の文字にしか書かれていない、料金や対応地域が載っていない、よくある質問がない。
このような状態だと、AIは他のサイトの情報を使って答えを作ります。
自社のことは自社のサイトに文字で書いておく。
これがLLMO・AIO対策の
AIにどう紹介されているかは、ChatGPTやGeminiに「(地域)で
答えに自社が出なくても、どのサイトの情報が使われているかを見ると、自社のサイトに足りない情報が見えてきます。
私たちのサイトで、3週間で起きたこと
このサイトでも、ここに書いた順番で作業を進めてきました。
9月の終わりには、検索での表示は1日に1〜6回で、10月1日の時点でも、検索から来たのは社名で探した人だけでした。
そこから、お客様に聞かれそうな質問に答える記事を、公式の情報で確かめながら足し、新しいページを公開するたびにSearch ConsoleとBingに知らせ、会社の情報をサイトのどこで見ても同じになるようにそろえました。
10月7日には、検索での表示が1日1,189回になりました。
10月9日に調べた時点で、サイトの597ページのうち487ページが検索に登録されていました。
Search Consoleの「生成AI機能」の
経過と数字は、日付つきでLLMO・SEO実践記録に残しています。
表示が増えても、それだけでは問い合わせになりません。
今は、表示されている検索語に合わせて、ページの題と、相談の入口を直しているところです。
外に頼むなら、頼む範囲を決めてから
社内で回すのが難しくなったら、外に頼むのも選択肢です。
そのときは、診断だけ、サイトの直しだけ、記事の作成まで、計測と報告まで、のように、どこまで頼むかを先に決めておくと、見積もりを同じ物差しで比べられます。
Googleは、SEO業者を選ぶときの注意として、順位を保証する業者や、Googleとの特別な関係をうたう業者を避けるよう書いています。
また、Google広告を出しても、ふつうの検索結果の順位は上がりません【出典:Google 検索セントラル「SEO 業者が必要かどうか」】。
比べ方の詳しい基準と、契約の前に聞く質問はSEO・LLMO対策会社の
頼む前に考えを整理したいときは、国や自治体の無料の相談窓口も使えます。
大阪・兵庫・京都など関西の府県ごとの窓口は関西の中小企業が使える公的な相談先に、地域ごとのSEO対策の進め方は大阪のSEO対策と兵庫のGEO対策に書いています。
bundlyzeは大阪市北区のグラングリーン大阪を拠点にしています。
全国からご相談いただけます。
打ち合わせはWeb会議でも、対面でも可能です。
この記事を書いた津嘉山は、業務システム開発とAWSを専門とするエンジニアで、このサイトのSEOとAI検索への対策を、この記事に書いた順番で自分で進めています。
よくある質問
中小企業でも、SEO対策をする意味はありますか?
担当者が1人しかいません。毎月どれくらいの時間が要りますか?
LLMO対策やAIO対策は、SEOとは別に頼む必要がありますか?
地域名を入れたページをたくさん作れば、地域の検索に出ますか?
順番が決まれば、SEO対策は担当者1人でも続けられる
中小企業のSEO対策でつまずく理由の多くは、何から手を付ければいいかが分からないまま、記事の本数や新しい言葉に振り回されることです。
誰にどの言葉で探されたいかを決め、最初の1日の作業を済ませ、毎月1時間の見直しを続ける。
地域の検索もAI検索も、その上に乗っています。
まずは、Search Consoleで自社の大事なページが検索に登録されているかを確かめるところから始めてみてください。
検索やAIでの見つかり方について、
いまの状況をお聞かせください
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- 24時間以内に、担当者からご連絡します。
- 全国からご相談いただけます。打ち合わせはWeb会議でも、対面でも可能です。

