この記事の結論
LP運用は、公開したLPを「守る」
守るのは、フォームが送れるか、計測が動いているか、広告のリンク先が開くか。
直すのは、数字で離れている所を見つけて1か所ずつ変えること。
今に合わせるのは、料金、受付の期限、特典、営業日、連絡先を、変わった日に直すことです。
先に決めるのは作業の量より、誰が、どの頻度で、何を見るかです。
私は、問い合わせが届いているかを毎日、段ごとの数を毎週、広告の品質や表示の速さを毎月、という分け方にしています。
広告とLPを別々の会社に頼んでいるときは、両方の数字をまとめて見る人を1人決めておきます。
変えたことは、Google広告の変更履歴とGA4のメモに残し、LPそのものの変更も日付と理由を書いておきます。
LPは、作るまでより、公開した後のほうが長く付き合うページです。
それなのに、公開した翌月から誰も開いていない、ということがよくあります。
広告は毎日動いているのに、LPのフォームが送れなくなっていたことに、数週間たってから気づく。
こうしたことは、公開した後に見る人と見る日を決めていないと起きやすくなります。
この記事は、LPを公開した後に、誰が、何を、どの頻度で見るかの決め方に絞って書きます。
数字を見て、どこから直すかの順番はLP改善のやり方に、作る前に見積もりが何で変わるかはLP制作の費用にまとめています。
ホームページ全体の更新の決め方は、ホームページの更新は誰が・どの頻度でに書きました。
LP運用は、守る・直す・今に合わせるの3つの仕事でできている
LP運用という言葉は、人によって指すものが違います。
広告の入札や予算の調整を指す人もいれば、ABテストを回すことだと考える人もいます。
私は、公開した後のLPに必要な仕事を、次の3つに分けて考えています。
| 仕事 | 中身 | 止めるとどうなるか |
|---|---|---|
| 守る | フォームが送れるか、計測が動いているか、広告のリンク先が開くか | 問い合わせが届かない、数字が取れない、広告が出せない状態になる |
| 直す | 数字で離れている所を見つけて、1か所ずつ変えて比べる | 来る人が変わっても、LPが合わないまま残る |
| 今に合わせる | 料金、受付の期限、特典、営業日、連絡先、写真を、変わった日に直す | 広告とLPの言うことがずれる、古い条件で問い合わせが来る |
ホームページの更新と違うのは、LPが広告の文と組で動くことです。
広告の文や配信の設定を変えれば、その日からLPに来る人が変わります。
LPを直していなくても、広告の側が変われば、LPの数字は動きます。
だからLPの運用は、LPだけを見ていても回りません。
何を、どの頻度で見るかを、表にして決めておく
見ることを決めずに「月に
私は、見る間隔ごとに、見ることを分けています。
次の表の頻度は私たちの目安で、Googleなどが決めているものではありません。
| 頻度 | 見ること | 使うもの |
|---|---|---|
| 毎日(数分) | 問い合わせが届いているか、前の日の数が急に0になっていないか | フォームの通知メール、GA4のキーイベントの数 |
| 毎週 | LPを開いた数、フォームの入力の開始、送信の完了を、流入元ごとに | GA4のランディング ページのレポートと探索(イベントの |
| 毎月 | 広告の品質スコアの「ランディングページの | Google広告、Search Console、Microsoft Clarity、PageSpeed Insights |
| 変わった日 | 料金、受付の期限、特典、営業日、連絡先、広告の文 | LPそのものと、広告の文 |
毎日の確認は、件数を見るだけにしています。
直すかどうかを毎日決めると、たまたまの上下に振り回されるからです。
このサイトでも、毎朝Search ConsoleとGA4の数字を自動で取り込み、前の日の問い合わせの数と並べて見ています。
数字が急に0になった日だけ、フォームや計測を先に疑います。
毎週の確認で見る数の取り方と、数字の形から離れている段を見分ける方法は、LP改善のやり方に書きました。
ここでは、毎週同じ曜日に、同じ期間の数を並べることだけを決めておきます。
「変わった
料金や特典が変わったことを知っている人と、LPを直す人が違う会社では、ここがいちばん漏れやすいと感じています。
変わることが決まった時点で、LPを直す人に知らせる流れを、先に決めておきます。
止まっても気づきにくい所を、先に一覧にしておく
LPの不具合は、見た目が崩れるより、気づかないうちに止まっているほうが困ります。
次の4つは、見た目では分からないまま止まりやすい所です。
フォームの送信と、届くメール
フォームは、ボタンを押せても、送った内容が届いていないことがあります。
メールの設定やサーバーの変更のあとに起きやすく、送った人には分からず、会社の側では「問い合わせが
定期的に自分で送って確かめる方法は予約・問い合わせフォームが止まっていないか、見張る方法に、届かないときの原因の調べ方はお問い合わせフォームのメールが届かないときにまとめています。
計測のタグ
LPを直したときに、計測のタグを消してしまったり、完了の画面の作りを変えて、送信の完了が数えられなくなったりすることがあります。
このとき数字の上では、問い合わせが急に減ったように見えます。
GA4の拡張計測機能の form_submit は、フォームを送信したときに記録されます(アナリティクス ヘルプ:拡張計測機能、2026年10月24日確認)。
ボタンを押した時点の記録なので、送った内容が受け付けられたかまでは、この数だけでは分かりません。
問い合わせの数は、完了の画面が出たときに送るイベントで数え、LPを直した日には、自分で1回送って数が増えるかを見ておきます。
広告のリンク先
広告のリンク先のLPが開かない状態は、Google広告のポリシーで認められていません。
エラーのページが出る、作成中のサイトになっている、Googleの広告用のクローラー(AdsBot)に
「工事中」
広告に出す表示URLのドメインと、実際に着く最終ページURLのドメインが合わないことも、認められていません(Google 広告ポリシー ヘルプ:リンク先の要件、2026年10月24日確認)。
LPのURLを変えるとき、キャンペーンを終えてLPを閉じるときは、そのLPを指している広告が残っていないかを先に確かめます。
URLの決め方はLPのドメイン・URLの決め方に、証明書の期限切れでページが開かなくなるときの直し方はSSL証明書の期限切れに書いています。
期限の切れた特典や条件
広告で「今月の
月が変わって広告の文を直しても、LPにだけ古い条件が残ることがあります。
Googleは、広告に書いた特典や行動を促す言葉に、LPの中身が対応している必要があるとしています(Google 広告 ヘルプ:品質スコアを使って広告のパフォーマンスを高める 5 つの方法、2026年10月24日確認)。
期限のある言葉は、LPのどこに書いたかを一覧にしておき、広告の文を変える日に一緒に直します。
誰が見るかは、仕事ごとに分け、数字をまとめて見る人を1人にする
LP運用の体制は、仕事ごとに「誰が
| 仕事 | 社内に残すもの | 外に頼めるもの |
|---|---|---|
| 決める | 何を優先するか、料金や特典を変えるか、問い合わせの数の目標 | 決めるための材料の用意 |
| LPを直す | 直してよい範囲の線引き | 文言、写真、区画、フォームの作業 |
| 広告を回す | 月の予算、広告で約束してよいこと | 入札、配信の設定、広告の文の作成 |
| 問い合わせに返す | 返事と、その後のやりとり | ー |
| 数字をまとめて見る | 1人を決める(社内でも | 毎週の表づくりと、毎月の振り返り |
外に頼むときに抜けやすいのは、いちばん下の行です。
LPの制作と広告の運用を別々に頼むと、それぞれの契約の範囲が、納めるまで、広告の管理画面の中まで、で終わりやすくなります。
そうなると、広告を押した人がLPの上で何をしているかを、誰も通して見ていない状態になります。
私はこの行の担当を、最初に決めてもらうようにしています。
社内の人でも、どちらかの会社でもかまいませんが、広告の管理画面とGA4の両方を見られる権限が要ります。
広告のアカウント、GA4、LPを置いているサーバーやドメインは会社の名義で持ち、外の人には権限だけを渡しておくと、頼む先を変えても数字の履歴とURLが残ります。
名義と権限の持ち方はホームページを外注するときの注意点に、Web担当者がいない会社の分け方はWeb担当の外注にまとめています。
変えたことは、日付と理由を記録に残す
LPの数字が動いたとき、まず知りたいのは「その
変えた記録がないと、LPの変更のせいなのか、広告の変更のせいなのか、季節のせいなのかを分けられません。
Google広告には変更履歴があり、アカウント、キャンペーン、広告グループに対して行った過去2年間の変更を一覧で見られます。
管理画面で変えた場合は、変えた人のメールアドレスも表示されます(Google 広告 ヘルプ:変更履歴について、2026年10月24日確認)。
GA4には「メモ」が
書いたメモは、折れ線グラフのあるすべてのレポートに出ます。
作る、直す、消すにはプロパティでアナリスト以上の権限が要り、メモはプロパティごとに1,000個までです(アナリティクス ヘルプ:メモについて、2026年10月24日確認)。
ただ、LPそのものを直したことは、どちらにも自動では残りません。
LPの文言や区画を変えた日は、GA4にメモを1つ足し、何を、なぜ変えたかを書いておきます。
このサイトでは、ページの変更をすべてgitという仕組みの履歴に残しているので、数字が動いた日に、その前後で何を変えたかをあとからたどれます。
仕組みは何でもよく、表計算の1枚でも足ります。
大事なのは、LPを直す人と広告を回す人が、同じ記録を見られることです。
直し続けるか、LPを分けるかは、来る人で決める
運用を続けていると、1枚のLPに、別のサービスの話や、別の悩みの人向けの話を足したくなることがあります。
私は、広告の文と来る人が同じうちは、URLを変えずに今のLPを直し続けます。
URLを変えると、広告のリンク先や、そのURLで取れていた数字の続きが切れるからです。
反対に、別のサービスの広告を出す、別の悩みの人を呼ぶ、というときは、LPを分けることを考えます。
Googleは、ユーザーが探しているものを提供すること、たとえば「フランネル シャツ」で
1枚のLPに話を足していくと、どの人にとっても、最初の画面が自分向けに見えにくくなります。
bundlyzeにLPの運用を頼む場合
LPをホームページと一緒に任せていただく場合は、次の2つの段があります。
| 料金の段 | 月額(税別) | 含まれる主な作業 |
|---|---|---|
| HP運用 | 月10万円〜 | 更新・修正、ページの追加、題名・説明文・見出し・よくある質問の手直し、追加・手直ししたページの登録申請、月1回の振り返りと打ち合わせ |
| Webマーケティング代行 | 月20万円〜 | HP運用の内容に加えて、毎月の優先順位と方針決め、広告・SNSの運用、外注先への指示、月2回の打ち合わせ |
Webマーケティング代行では、媒体に支払う広告費と、広告の運用手数料(媒体に
どちらの段も、外部ツールの利用料と撮影は含みません。
1枚のLPだけを任せる場合は、LP運用(月3万円・税別、
ほかの段も含めて、料金のページに載せています。
何を頼めるかはホームページ制作・LP制作と運用とWebマーケティング代行にまとめています。
bundlyzeは大阪市北区のグラングリーン大阪を拠点にしています。
全国からご相談いただけます。
打ち合わせはWeb会議でも、対面でも可能です。
この記事を書いている津嘉山は、業務システム開発とAWSを専門とするエンジニアで、このサイトのフォームの計測や、Search ConsoleとGA4の数字を毎朝取り込む仕組みも自分で作りました。
よくある質問
LP運用とは、何をすることですか?
LPは、どのくらいの頻度で見ればいいですか?
広告の運用とLPの制作を、別々の会社に頼んでいます。何に気をつければいいですか?
LPを直した記録は、どこに残せばいいですか?
bundlyzeにLPの運用を頼めますか?
まとめ
LP運用で先に決めるのは、作業の量より、誰が、どの頻度で、何を見るかです。
仕事を守る・直す・今に合わせるの3つに分け、毎日・毎週・毎月・変わった日に見ることを表にしておくと、開いたときに迷いません。
まずは、今のLPのフォームから自分で1回送り、完了の画面が出て、メールが届き、GA4の数が1つ増えるかを確かめてみてください。
ホームページやLPについて、
いまの状況をお聞かせください
「何から
相談の前に、いまの見え方だけ知りたい場合は
4つのAIに10の質問をした記録と、サイトの点検の結果を、30分ほどでご説明します。費用はかかりません。