この記事の結論
リフォームの集客は、問い合わせから現地調査の予約までを5つの段に分けて考えると、手を入れる場所が見えます。
「地域名+工事名」で
リフォームは、蛇口の交換のような小さな修繕から、間取りを変える大きな改修まで、金額の幅がとても広い仕事です。
だから入口は1つにまとめず、急ぎの相談は電話、写真で済む相談はLINE、見積りと現地調査はフォーム、と工事の大きさで分けます。
数字は、見つかる段をSearch Consoleで、入口の段をGA4で、返信と予約の段を自社の受付の記録で数えます。
「ホームページから
「来る
リフォームの会社のホームページの相談を受けると、たいていこのどちらかの話になります。
どちらも、集客の数が足りないというより、問い合わせから現地調査の予約までの流れのどこかで止まっています。
この記事では、その流れを段に分け、リフォームならではの気をつける点と、段ごとに見る数字を書きます。
見学会と資料請求が入口になる新築の工務店の場合は、工務店の集客の記事に分けて書きました。
リフォームの集客は、問い合わせから現地調査の予約までの5つの段で考える
リフォームの施工者は、今も付き合いと紹介で決まることが多い仕事です。
国土交通省の令和7年度住宅市場動向調査で、三大都市圏でリフォームをした世帯が施工者を探した方法(複数回答)は、
同じ調査で、リフォームをした世帯のうち「インターネットを
ネットで調べた人に比べて、ネットから問い合わせた人は3分の1ほどです。
紹介で名前を聞いた人も、ホームページで確かめてから電話をかけてくる、と私は考えています。
ホームページの役目は、見つけてもらうことと同じくらい、調べに来た人を問い合わせと現地調査まで運ぶことにあります。
私は、この流れを次の5つの段に分けて見ています。
| 段 | 頼む人がしていること | 会社が用意するもの | 見る数字 |
|---|---|---|---|
| 1. 見つかる | 「地域名+工事名」で | 工事ごとのページ、対応する地域、Googleのビジネス プロフィール | 検索での表示とクリック |
| 2. 選ばれる | 施工事例と費用の目安を見比べる | 施工前後の写真、費用とその中身 | 事例のページから入口へ進んだ数 |
| 3. 相談と見積りの入口 | 電話、LINE、フォームのどれかで連絡する | 工事の大きさで分けた入口 | 電話番号を押した数、送信の完了 |
| 4. 返信 | 会社からの最初の連絡を待つ | 返信までの時間の決まり、自動の返信 | 返信までにかかった時間 |
| 5. 現地調査の予約 | 伺う日を決める | 日時と伺う人の案内 | 予約に進んだ数、見積りを出した数 |
1から3まではWebの道具で数えられます。
4と5は、電話とメールの受付の記録で数えます。
見つかる段では、地域名と工事名の組み合わせで探される
リフォームを頼む人は、
自分の家に来てもらう仕事なので、遠くの会社は最初から候補に入りにくいからです。
Googleのビジネス プロフィールでは、お客様の所へ出向く仕事なら、サービス提供地域を市区町村や郵便番号で指定できます。
指定できるのは最大20か所までで、地域全体の境界はビジネスの拠点から車で約2時間以内に収めることが勧められています。
拠点の住所でお客様を迎えていないなら、住所はプロフィールから外し、サービス提供地域だけを入れる形になります(Google ビジネス プロフィール ヘルプ:非店舗型ビジネスとハイブリッド型ビジネスのサービス提供地域を管理する、2026年10月20日確認)。
ショールームで相談を受けているかどうかで、設定の形が変わります。
ホームページの側では、地域ごとにページを量産する前に、工事ごとのページを作ります。
Googleのスパムに関するポリシーは、特定の地域や都市向けのページを複数用意して1つのページへ集める手法を、誘導ページの例に挙げています(Google 検索セントラル:Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー、2026年10月20日確認)。
市の名前だけを入れ替えたページを並べるより、浴室、キッチン、外装のような工事ごとのページに「どの
選ばれる段では、施工事例に施工前後の写真と費用の目安を並べる
施工事例で頼む人が見たいのは、
新築の事例と違って、施工前の状態が写っていないと、どれだけ手を入れたのかが伝わりません。
施工前と施工後の写真は、同じ向きから撮ったものを並べます。
写真には、何が写っているかを短く説明する代替テキストを付け、写真のすぐ近くに工事の内容を文字で書きます。
Googleは、画像のメタデータで最も重要なのは代替テキストだとし、画像はテーマに関連するページの、関連する文章の近くに置くよう勧めています(Google 検索セントラル:画像の SEO ベスト プラクティス、2026年10月20日確認)。
築年数、工期、費用を写真の中の文字だけで見せていると、検索にもAIの答えにも伝わりにくくなります。
費用は、金額と一緒に「その
同じ浴室の入れ替えでも、給湯器の交換や壁の補修が入るかどうかで金額は大きく変わります。
いちばん安い例だけを大きく出すのも避けます。
景品表示法は、価格などの取引の条件について、実際よりも著しく有利だと消費者に思わせる表示を禁じています(消費者庁:有利誤認とは、2026年10月20日確認)。
幅のある工事ほど、条件と中身を書いておくほうが、見積りのあとに「思っていた
事例のページが検索に登録されているかの確かめ方は、施工事例が検索とAIに届かない7つの原因に詳しく書いたので、ここでは見せ方の話に留めます。
相談と見積りの入口は、工事の大きさで分ける
相談の金額の幅がとても広いのが、リフォームの特徴です。
蛇口のパッキンの交換と、家まるごとの改修が、同じ「お問い合わせ」の
入口が1つだけだと、小さな修理の人には項目が多すぎ、大きな改修の人には聞いてほしいことが足りない、ということが起きます。
私は、入口を3つに分けることをおすすめしています。
水が漏れている、扉が閉まらない、のような急ぎの相談をする人は、フォームに書くより電話をかけたいはずです。
スマートフォンで見たときに、電話番号が押せる形で、画面の上のほうにあるかを確かめます。
写真を見れば答えられる小さな相談は、LINEで受けると話が早く進みます。
LINE公式アカウントのチャットは、ユーザーとの1対1のやり取りで画像も送り合え、応答する時間も設定できます(LINEヤフー for Business:チャット、2026年10月20日確認)。
見積りと現地調査を前提にした大きな工事の相談は、フォームで受けます。
フォームには、工事の場所、築年数のおおよそ、現地調査に来てほしい日の候補を入れる欄を置いておくと、最初の返信で日程の話まで進められます。
入口の数は、GA4で数えます。
GA4では、ビジネスにとって大事な操作を測るイベントにキーイベントの印を付けて数えます(アナリティクス ヘルプ:イベントにキーイベントとしてマークを付ける、2026年10月20日確認)。
電話番号を押したこと、LINEの友だち追加のボタンを押したこと、見積りのフォームの送信が完了したことを、別々のイベントにしておきます。
電話番号を押したことは、そのままでは記録されないので、タグマネージャーで送る設定を足します。
このサイトでも、電話番号のリンクや相談のボタンに置き場所ごとの名前を付け、タグマネージャーでクリックを拾ってGA4に送っています。
どの置き場所から押されたかが分かると、ページのどこに入口を置けばいいかを数字で決められます。
返信の段では、最初の連絡までの時間を決めておく
問い合わせが来ても、返信が遅れると、頼む人はほかの会社にも同じ相談を送ります。
見積りを何社かに頼んで比べる人もいるので、最初の返信の早さは、それだけで選ばれる理由になりえます。
フォームには、送ってすぐ届く自動の返信を付け、そこに「何時間以内に、
現場に出ていて電話に出られない時間がある会社ほど、この一文があると、待っている人が不安になりません。
LINEのチャットは、応答する時間の外は自動の応答に切り替えられるので、営業時間の外に来た相談にも「翌朝に
1対1のチャットや応答メッセージは、料金プランの月の通数に数えられません(LINEヤフー for Business:LINE公式アカウントの料金プラン、2026年10月20日確認)。
小さな相談をチャットで受けるだけなら、無料のプランでも通数を気にせずに使えます。
返信の段の数字は、Webの道具には出てきません。
受付の記録に、問い合わせが来た時刻と、最初に連絡した時刻を書く列を足しておくだけで、返信までにかかった時間が見えます。
現地調査の予約は、日時と伺う人を先に伝える
見積りの前の現地調査は、頼む人にとって、知らない人を家に入れることです。
国民生活センターは、屋根工事の点検商法の相談が2018年度の923件から2022年度の2,885件に増え、契約した人の8割を超えるのが60歳以上だとして、突然訪ねてきた業者に安易に点検させないよう呼びかけています(国民生活センター:屋根工事の点検商法のトラブルが増えています、2026年10月20日確認)。
こうした注意を知っている人ほど、
予約の案内には、伺う日時、伺う人の名前、どこを見るか、かかる時間、その場で契約を求めないこと、見積りが届くまでの日数を書きます。
私は、これを予約の確認のメールやLINEの文面に入れておくのがいちばん確実だと考えています。
担当者が変わっても、同じことが伝わるからです。
予約のあとは、受付の記録で「現地調査を
どの入口から来た相談かも1列足しておくと、電話から来た相談とフォームから来た相談で、見積りまで進む割合が違うかどうかが分かります。
段ごとの数字は、月に1回同じ表に並べる
5つの段の数字は、月に1回、同じ表に並べます。
| 段 | 数える所 | 数え方 |
|---|---|---|
| 見つかる | Search Console | 「地域名+工事名」の |
| 選ばれる | GA4 | 施工事例のページを見た人のうち、入口へ進んだ数 |
| 入口 | GA4 | 電話番号を押した数、LINEの追加、見積りのフォームの送信の完了 |
| 返信 | 受付の記録 | 最初に連絡するまでの時間 |
| 現地調査の予約 | 受付の記録 | 予約の数、見積りを出した数、入口ごとの内訳 |
Search Consoleの検索パフォーマンスのレポートでは、クリック数、表示回数、クリック率、平均掲載順位を、クエリやページごとに分けて見られます(Search Console ヘルプ:検索パフォーマンス レポート、2026年10月20日確認)。
工事ごとのページが、その工事の名前と地域の名前の入った検索語で表示されはじめているかを見ます。
表を並べたら、前の段から次の段へ進む数がいちばん大きく減っている所を、次の月に1か所だけ直します。
相談の数は月によって動くので、去年の同じ月とも比べます。
このサイトでも、GA4とSearch Consoleの数字を並べて、どの段で止まっているかの仮説を立て、1か所を直してまた数える、を繰り返しています。
bundlyzeに頼むと、何をするか
リフォームの会社のホームページの集客を頼まれたときは、まず今のサイトと数字を見て、5つの段のどこで止まっているかをお伝えします。
そのうえで、工事ごとのページと対応する地域の書き方を整え、施工事例に施工前後の写真と費用の中身を並べる形を作り、電話・LINE・フォームの入口を分けてGA4で数えられるようにします。
自動の返信と、現地調査の予約の案内の文面を作るところも受け持てます。
費用は、ホームページの更新と、検索・AI検索の対策をまとめて受け持つHP運用が月10万円〜(税別、
料金の一覧は料金のページに、進め方はホームページ制作・LP制作と運用に、リフォームの会社に固有の決まり(建設業の
ご相談をいただくことが多いのは、問い合わせは来るのに小さな修理の相談ばかりの状態、フォームしか入口がなく電話やLINEの相談が数えられていない状態、施工事例はたくさんあるのに費用や施工前の写真が載っていない状態です。
どれか1つでも当てはまれば、今の数字を見るところからお手伝いできます。
bundlyzeは大阪市北区のグラングリーン大阪を拠点にしています。
全国からご相談いただけます。
打ち合わせはWeb会議でも、対面でも可能です。
この記事を書いている津嘉山は、業務システム開発とAWSを専門とするエンジニアで、このサイトの相談の入口の計測や、GA4とSearch Consoleの数字を並べて見る仕組みも自分で作りました。
よくある質問
リフォームの集客は、何から手をつければいいですか?
問い合わせの入口は、フォームだけではだめですか?
地域ごとのページは、市の数だけ作ったほうがいいですか?
施工事例に費用を載せたほうがいいですか?
bundlyzeにリフォームの会社のホームページの集客を頼めますか?
まとめ
リフォームの集客は、見つかる、選ばれる、相談と見積りの入口、返信、現地調査の予約の5つの段に分けると、どこで止まっているかが見えてきます。
金額の幅が広い仕事なので、入口は工事の大きさで分け、それぞれを別々に数えます。
まずは先月の相談を、電話、LINE、フォームに分けて数え、そのうち何件が現地調査まで進んだかを、同じ表に並べてみてください。
Webからの集客について、
いまの状況をお聞かせください
「何から
相談の前に、いまの見え方だけ知りたい場合は
4つのAIに10の質問をした記録と、サイトの点検の結果を、30分ほどでご説明します。費用はかかりません。