この記事の結論
リフォームの広告は、チラシ、紹介サイト、検索広告、SNS広告のどれを選ぶかより先に、
その月に使った費用を、その月に来た問い合わせの数で割るだけです。
この物差しがあると、続ける広告とやめる広告を数字で決められます。
リフォームは「地域名+工事名」で
組み方は、伺う地域に絞る、工事の名前のキーワードをフレーズ一致か完全一致で入れる、求人やDIYのような関係のない検索語を除外する、スマートフォンから電話をかけられるようにして通話も数える、問い合わせの完了を数える、の5つです。
行き先は会社のトップページではなく、その工事のページにし、費用の目安と含まれるもの、施工前後の写真、電話・LINE・フォームの入口を置きます。
自社で回すか代行に頼むかは、週1回、検索語句と問い合わせの中身を見て直す作業を社内の誰が受け持てるかで決まります。
株式会社bundlyze(バンドライズ)は、
「チラシの
「紹介サイトに
リフォームの会社が広告を考えるときの出発点は、たいていこのどちらかです。
どちらも、答えは「問い合わせ1件あたりの
この記事では、その物差しの作り方と、リフォームの会社が検索広告を小さく始めるときの組み方、行き先のページに置くもの、月に見る数字、自社で回すか代行に頼むかの分かれ目を書きます。
問い合わせが来たあとの流れ(入口の
Google広告のアカウントの名義や支払いの決め方のような、業種によらない始め方は、Google広告の始め方の記事にまとめています。
リフォームの広告は、問い合わせ1件あたりの費用で比べる
広告の良し悪しを決める物差しは、1つで足ります。
その月に広告に使った費用を、その月にその広告から来た問い合わせの数で割った金額です。
Google広告ではこれを平均コンバージョン単価と呼び、
同じ割り算は、広告以外にも使えます。
チラシなら、印刷と配布の費用を、チラシを見て連絡してきた人の数で割ります。
紹介サイトなら、掲載料と成果の手数料を、そこから来た相談の数で割ります。
私は、この3つを同じ表に並べることを勧めています。
数字を並べる前に「Web広告は
| 方法 | 費用に入れるもの | 問い合わせの数え方 |
|---|---|---|
| チラシ | 印刷と配布の費用 | 「チラシを |
| 紹介サイト | 掲載料、成果の手数料 | 紹介サイトから届いた相談の数 |
| 検索広告 | 媒体に払う広告費、運用の手数料 | 広告から来た電話とフォームの数 |
| SNS広告 | 媒体に払う広告費、運用の手数料、制作の費用 | 広告から来たLINEの追加とフォームの数 |
この表を作るには、問い合わせが「どこから
広告の側でそれをどう数えるかが、このあとの組み方の中心になります。
もう1つ、問い合わせの先も見ておきます。
問い合わせ1件あたりの費用が同じでも、現地調査と契約まで進む割合は入口によって違います。
受付の記録に「どこから
国土交通省の令和7年度住宅市場動向調査(リフォームは
自社の平均の工事の金額と、契約1件あたりの広告費を並べれば、その広告を続けてよいかは自分で判断できます。
リフォームの広告で最初に試すなら、検索広告が向いている
リフォームを頼む人は、
検索広告は、その言葉で探した人にだけ出す広告なので、探していない人に見せる費用がかかりません。
ただし、ネットで探す人が多数派というわけではありません。
国土交通省の同じ調査で、施工者を探した方法(複数回答)の
5人に1人の入口を取りに行く広告だと分かったうえで、小さく始めます。
住宅リフォーム推進協議会の2025年度の実態調査では、これからリフォームをする人が不安に感じていること(複数回答)は
広告の文と行き先のページで、費用の目安と、工事のあとの対応を先に書いておく理由が、この数字にあります。
検索広告の組み方は、地域、キーワードと除外、電話、計測の順に決める
リフォームの会社の検索広告で、私が最初に決めるのは次の5つです。
- 伺う地域に絞る(半径か、
市区町村の指定) - 工事の名前のキーワードを、フレーズ一致か完全一致で入れる
- 求人、DIY、自分で直す、のような関係のない検索語を除外する
- スマートフォンから電話をかけられるようにし、通話も数える
- フォームの送信の完了と電話を、問い合わせとして数える
地域は、伺える範囲に絞る
Google広告では、国や地域のほかに、ある地点からの半径で広告を出す地域を決められます。
半径を指定する場合は1km以上にする必要があり、狭めすぎると広告が表示されにくくなります。
出したくない地域はまとめて除外できます(Google 広告 ヘルプ:広告の対象地域を設定する、2026年10月27日確認)。
リフォームは現地調査に伺う仕事なので、営業所から車で行ける範囲を半径で決めるか、伺う市区町村を1つずつ入れるかのどちらかにします。
同じヘルプには、対象地域にいる人だけでなく、その地域に関心を示した人にも広告を出す設定があると書かれています。
遠くからその地域のリフォームを調べる人は多くないはずなので、私はまず「所在地」だけを
キーワードは、工事の名前をフレーズ一致か完全一致で入れる
キーワードを記号なしで入れると、Google広告では「インテント マッチ」という、
フレーズ一致(二重引用符で
最初は、請けている工事の名前を、フレーズ一致か完全一致で10個ほど入れるところから始めます。
「浴室 リフォーム」
広く表示される設定で始めると、何の検索で表示されたかを見る前に広告費が出ていってしまいます。
狭く始めて、検索語句のレポートを見ながら広げるほうが、小さな予算では安全です。
関係のない検索語を、除外キーワードで止める
同じ「リフォーム」の
除外キーワードを設定すると、その語句を含む検索には広告が出なくなります。
ヘルプには、除外キーワードは類似パターンとは一致しないため、類義語や単数形・複数形は別に追加する必要があると書かれています(Google 広告 ヘルプ:除外キーワードについて、2026年10月27日確認)。
実際にどんな検索で広告が表示されたかは、検索語句レポートで見られます。
検索語句はユーザーが入力した語句、キーワードは広告主が設定した語句で、関連性の低い検索語句があれば除外キーワードとして追加するよう案内されています(Google 広告 ヘルプ:検索語句レポートについて、2026年10月27日確認)。
始めてから最初の1か月は、このレポートを週に1回は見て、除外を足していきます。
ここを誰も見ていない広告は、知らないうちに求人の検索に費用を払い続けることになります。
スマートフォンから電話をかけられるようにし、通話も数える
急ぎの修理を探す人は、フォームに書くより電話をかけます。
Google広告の電話番号アセットを付けると、通話できるデバイスでは広告の下に通話ボタンが表示され、そこから直接電話をかけられます。
アカウントで通話レポートを有効にすると、通話をコンバージョンとして数えられるようになります(Google 広告 ヘルプ:電話番号アセットについて、2026年10月27日確認)。
電話を数えないままだと、広告の問い合わせはフォームの分しか見えず、
フォームの完了と電話を、問い合わせとして数える
Google広告では、ウェブサイトでの申し込み、広告からの通話、サイトに載せた電話番号への通話、モバイルサイトでの電話番号のクリックなどを、コンバージョンとして測れます。
ウェブサイトでの行動を数えるには、Googleタグかコードをサイトに入れます(Google 広告 ヘルプ:コンバージョン測定について、2026年10月27日確認)。
数えるのは、フォームの送信ボタンを押したことではなく、送信が完了して完了の画面が出たことにします。
私たちのサイトでも、電話番号のリンクと相談のボタンに置き場所ごとの名前を付けて、押された回数をGA4で見ています。
広告を始める前にこの計測が入っていないと、最初の月の数字が残りません。
行き先のページは、トップページではなく工事のページにする
広告をクリックした人が最初に見るページを、Google広告ではランディング ページと呼びます。
その利便性は、
ランディング ページの利便性は、推定クリック率、広告の関連性と並んで品質スコアの3つの要素の1つで、品質スコアは1から10で示されます(Google 広告 ヘルプ:検索キャンペーンの品質スコアについて、2026年10月27日確認)。
「浴室 リフォーム」で
行き先は、その工事のページにします。
置くものは、次の4つです。
| 置くもの | 理由 |
|---|---|
| 費用の目安と、その金額に含まれるもの | 不安の1位が「費用が |
| 施工前と施工後の写真、工期 | 同じような家がどう変わったかが、選ぶ材料になる |
| 工事のあとの対応(点検、 | 不安の2位と3位が、工事のあとの不具合と施工が適正か |
| 電話、LINE、フォームの入口 | 急ぎは電話、写真で済む相談はLINE、見積りはフォーム |
費用を書くときは、
景品表示法は、価格などの取引の条件について、実際よりも著しく有利だと消費者に思わせる表示を禁じています(消費者庁:有利誤認とは、2026年10月27日確認)。
広告の文に書いた金額や条件は、行き先のページにも同じ条件で書いておきます。
広告だけ安く見せて、ページで条件が増える形は、ランディング ページの「クリックした
工事のページを1枚の広告専用のページ(LP)に
分かれ目はLP制作の依頼の進め方の記事に書きました。
月に見る数字は、問い合わせの数と、検索語句と、電話の中身の3つ
広告を出したあと、月に1回見る数字は3つに絞っています。
1つ目は、問い合わせ1件あたりの費用です。
広告費を、広告から来た電話とフォームの合計で割ります。
2つ目は、検索語句です。
関係のない語句を除外し、問い合わせにつながった語句があれば、その言葉をキーワードに足します。
3つ目は、電話とフォームの中身です。
小さな修理の相談ばかりなら、広告の文とキーワードが小さな工事に寄っています。
見積りと現地調査の相談を増やしたいなら、
Google広告の品質スコアは、ヘルプで「KPI
スコアを上げること自体を目標にせず、問い合わせの数と費用で見ます。
広告をやめるかどうかも、同じ数字で決めます。
問い合わせ1件あたりの費用が、チラシや紹介サイトより高いままで、3か月見ても下がらないなら、組み方を変えるか、いったん止めます。
逆に、問い合わせ1件あたりの費用が自社の平均の工事の金額に見合っているなら、予算を少しずつ増やします。
自社で回すか、代行に頼むかは、週1回の確認を誰が受け持てるかで決まる
検索広告を小さく始めること自体は、自社でできます。
アカウントを作り、地域とキーワードを入れ、電話番号アセットを付けるところまでは、ヘルプの手順どおりに進められます。
分かれ目は、始めたあとです。
最初の1か月は週に1回、検索語句のレポートを見て除外を足し、問い合わせの中身を確かめ、広告の文を直す作業が続きます。
現場に出ている人がこの時間を取れないなら、代行に頼むほうが、広告費を無駄にしません。
社内に週1回この作業を受け持てる人がいて、管理画面を自分で見られるなら、自社で回すほうが、数字と工事の相談の中身を直接つなげられます。
代行に頼む場合は、アカウントは会社の名義で持ち、管理画面を自社でも見られるようにしておきます。
代行先に確かめておくこと(社名で
bundlyzeに頼むと、何をするか
リフォームの会社の広告を頼まれたときは、まず今の問い合わせがどこから来ているかと、電話とフォームが数えられているかを見ます。
数えられていなければ、計測を入れるところから始めます。
そのうえで、伺う地域、工事ごとのキーワードと除外、電話番号アセット、行き先のページを組み、始めてからは週1回、検索語句と問い合わせの中身を見て直します。
月に1回、問い合わせ1件あたりの費用と、検索語句で分かったことを、短い報告でお伝えします。
費用は、広告の運用が、媒体に支払う広告費の20%(税別)です。
広告費は別に、媒体へお支払いいただきます。
広告の行き先になる工事のページやLPの作り直しも含めて、ホームページの更新と検索・AI検索の対策をまとめて任せたい場合は、Webマーケティング代行が月20万円〜(税別)で、
広告の運用手数料(媒体に
検索の順位や、問い合わせの数はお約束できません。
料金の一覧は料金のページに、広告の進め方は広告運用代行に、工事のページの作り方はホームページ制作・LP制作と運用にまとめています。
お手伝いできるのは、広告を出しているが問い合わせ1件あたりの費用を出したことがない会社、電話の問い合わせが数えられていない会社、検索語句のレポートを誰も見ていない会社、広告の行き先がトップページになっている会社です。
どれか1つでも当てはまれば、管理画面を一緒に見るところからお手伝いできます。
bundlyzeは大阪市北区のグラングリーン大阪を拠点にしています。
全国からご相談いただけます。
打ち合わせはWeb会議でも、対面でも可能です。
この記事を書いている津嘉山は、業務システム開発とAWSを専門とするエンジニアで、このサイトの相談の入口の計測や、GA4とSearch Consoleの数字を並べて見る仕組みも自分で作りました。
よくある質問
リフォームの広告は、月にいくらから始められますか?
チラシと検索広告は、どちらが効きますか?
紹介サイトと広告は、どちらを使うべきですか?
InstagramなどのSNS広告は、リフォームに向いていますか?
広告の行き先は、トップページでもよいですか?
広告の運用を代行に頼むと、費用はいくらですか?
広告を出してから、問い合わせが来るまでどのくらいかかりますか?
まとめ
リフォームの広告は、どれを選ぶかより先に、問い合わせ1件あたりの費用で比べる物差しを作ります。
検索広告を試すなら、伺う地域に絞り、工事の名前をフレーズ一致か完全一致で入れ、関係のない検索語を除外し、電話とフォームの両方を数えるところから始めます。
行き先は工事のページにして、費用の目安と含まれるもの、施工前後の写真、工事のあとの対応、入口を置きます。
まずは先月の広告費とチラシの費用を、それぞれから来た問い合わせの数で割って、同じ表に並べてみてください。
Web広告について、
いまの状況をお聞かせください
「何から
相談の前に、いまの見え方だけ知りたい場合は
4つのAIに10の質問をした記録と、サイトの点検の結果を、30分ほどでご説明します。費用はかかりません。