この記事の結論
箕面の店や会社が、ホームページや予約の仕組みを外に頼むときは、「お客様や取引先が、今、どの駅から、どのバスで来るか」を確かめ直しておくと、依頼先との話が具体的になります。箕面市では、2024年3月23日に北大阪急行線が延びて、箕面萱野駅と箕面船場阪大前駅の2つの駅ができ、市内の路線バスは箕面萱野駅を中心に組み替えられました。2026年の2月と4月にも、バスの路線やルートが見直されています。新しい駅を使う人は増えていて、2025年11月の調べでは、2つの駅の乗り降りは1日あわせて約4万人でした。駅とバスが変わったのに、自社のページやチラシに書いた行き方が前のままだと、初めて来る人が迷うと私たちは考えています。行き方の案内を今の駅とバスで書き直すことが、箕面の店や会社の出発点です。整理の段階から、箕面商工会議所の無料の経営相談や専門家相談を使えます。bundlyzeでは、大阪市北区のグラングリーン大阪を拠点に、大阪・兵庫を中心とした関西の会社からのご相談に対応していて、全国からオンラインでもご相談いただけます。
箕面の店や会社は、「今、どの駅から、どのバスで来るか」から考える
「ホームページを作り直したい」「予約をネットで受けたい」と依頼先に話すと、多くの場合、ページの見た目や機能の話から始まります。けれど箕面の店や会社なら、その前に確かめておきたいことがあります。お客様や取引先が、今、どの駅を使い、どのバスに乗って自社まで来るかです。
箕面市などが公表している情報を確かめると、箕面には次の4つの事情があります。私たちは、依頼の前にこれを自社に当てはめておくとよいと考えています。
| 箕面の事情 | 出典 | 依頼の前に整理すること |
|---|---|---|
| 2024年3月23日に北大阪急行線が延び、箕面萱野駅と箕面船場阪大前駅ができた。大阪の都心まで乗り換えなしで行ける | 箕面市「北大阪急行線延伸整備プロジェクト」 | 自社にいちばん近い駅は、今もページに書いてある駅か |
| 開業に合わせて、市内の路線バスは箕面萱野駅を中心に組み替えられた。2026年2月と4月にも、路線やルートが見直された | 箕面市「北大阪急行線の延伸に伴う市内バス路線の再編について」「市内バス路線の見直しについて(令和8年)」 | 自社の近くのバス停と、そこを通る路線は、今どうなっているか |
| 2つの新しい駅の乗り降りは、2025年11月の調べで1日あわせて約4万人。どちらの駅も前の年より増えた | 北大阪急行電鉄「各駅乗降客数」 | 新しい駅を使う人に、自社の場所が伝わっているか |
| 箕面船場阪大前駅に近い船場東では、1年で人口が5割以上増えた。市全体でも、転入が転出を上回る幅が大きくなった | 箕面市「市勢年鑑 令和7年度版」 | 箕面に来て間もない人が、自社を初めて探すときに何を見るか |
2024年3月、箕面に駅が2つ増えた
箕面市によると、北大阪急行線の延伸は、千里中央駅から国道423号(新御堂筋)に沿って北へ約2.5km延ばし、箕面市内に箕面船場阪大前駅と箕面萱野駅の2つの駅をつくる事業です。1968年の市の総合計画に書かれてから56年を経て、2024年3月23日に開業しました。2025年3月には、箕面萱野駅の南側の交通広場や、箕面船場阪大前駅の北出入口のエレベーターとエスカレーターができて、全面開業を迎えています。御堂筋線とつながっているので、新大阪や梅田、なんばなど、大阪の都心まで乗り換えなしで行けるようになりました(箕面市:北大阪急行線延伸整備プロジェクト、2026年10月3日確認)。
箕面船場阪大前駅の前には、劇場、図書館、生涯学習センターが入る船場の複合公共施設が整えられ、箕面萱野駅には北側のバスロータリーと、その上を使った駅ビルがあります。市は、2つの駅には1日約4万5,000人が乗り降りすると見込んでいました(箕面市:北大阪急行線延伸事業の整備効果について、2026年10月3日確認)。
北大阪急行電鉄が公表している調べでは、2025年11月11日の1日の乗り降りは、箕面萱野駅が2万4,662人で、前の年の同じ時期の調べから23.4%増えました。箕面船場阪大前駅は1万5,969人で、13.3%増えています(北大阪急行電鉄:各駅乗降客数、2026年10月3日確認)。私たちが計算すると、2つの駅をあわせて4万631人で、市の見込みの約9割です。開業から1年半あまりで、新しい駅は、多くの人が毎日使う駅になっています。
バスの道順は、開業のときと、2026年にも変わった
駅ができただけではありません。市によると、延伸線の開業に合わせて、2024年3月23日に市内の路線バスが、新しい箕面萱野駅を中心とした路線に組み替えられました。市内の各地域から大阪の都心へ出やすくすることと、市内の東西の移動を充実させることがねらいです。市のコミュニティバスであるオレンジゆずるバスも、同じ日にルートとダイヤが組み替えられました(箕面市:北大阪急行線の延伸に伴う市内バス路線の再編について、2026年10月3日確認)。
組み替えの後も、一部の路線は利用の様子を見ながら運行する期間に置かれ、その結果をもとに、2026年にもう一度見直されています。市の案内で確かめた主な変更は、次のとおりです(箕面市:市内バス路線の見直しについて(令和8年)、2026年10月3日確認)。
- 2026年2月16日から:路線バスの一部で、朝と夕方の運行時間や本数が増えた区間がある一方、日中の運行をやめた区間がある。千里中央駅に発着するように変わった系統や、新しく設けられたルートもある
- 2026年4月1日から:オレンジゆずるバスの一部のルートが、箕面萱野駅に向かう道順に変わった。新しく止まるようになったバス停と、なくなったバス停がある。ダイヤも改められた
2年あまりの間に、駅とバスの道順が2回変わったことになります。私たちは、ここに箕面の店や会社がWebで気をつけたい点があると考えています。地図アプリで経路を調べる人もいますが、自社のホームページやチラシ、Googleビジネスプロフィールの説明文に自分で書いた「〇〇駅からバスで〇分」「〇〇バス停で降りてすぐ」といった行き方は、自分で直さない限り、前のまま残るからです。
新しい駅の近くで、住む人が増えている
市の市勢年鑑(令和7年度版)で、町ごとの人口を見ると、箕面船場阪大前駅に近い船場東は、令和5年度の1,475人から令和6年度の2,270人へ、1年で53.9%増えました。市全体でも、令和6年度は転入が7,454人、転出が5,810人で、転入が転出を1,644人上回っています。前の年度は654人だったので、私たちが計算すると、上回った幅は約2.5倍になりました(箕面市:令和7年度版市勢年鑑の「第3章 人口」、2026年10月3日確認)。
同じ年鑑の「第17章 産業」で、延伸の前の2021年6月1日時点の事業所を見ると、船場東には309の事業所があり、そのうち142が卸売業・小売業でした。私たちが計算すると、約46%にあたります。市全体の事業所は4,159で、卸売業・小売業が1,090、医療・福祉が513、不動産業・物品賃貸業が581でした。
統計は、新しく来た人がどの店を使っているかまでは示しません。それでも、新しい駅の近くには、箕面の道や店をまだよく知らない人が増えていると私たちは考えています。前から住んでいる人も、使う駅やバスが変われば、ふだん通る道が変わります。どちらの人にとっても、自社を「どう行けばいい店か、会社か」が分かるように書いてあることが、最初の一歩になります。
Webの「行き方」を、今の駅とバスで書き直す
駅やバスが変わった街では、行き方の案内が古いままだと、初めて来る人が迷ったり、行くのをやめたりすることがあります。検索やAIの答えも、ページに書かれた内容をもとに作られるので、古い行き方が書かれていると、それがそのまま伝わるおそれがあると私たちは考えています。箕面の店や会社なら、次のことを確かめておくとよいと考えています。
| 確かめること | 載せる場所 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| いちばん近い駅と、そこからの道 | Googleビジネスプロフィール、ホームページ | 2024年3月より前に書いた最寄りの駅が、今もいちばん近いか。箕面萱野駅や箕面船場阪大前駅から来られるなら、その道も書く |
| 近くのバス停の名前と、通る路線 | ホームページ、チラシ、店の案内 | 2026年2月と4月の見直しで、路線や止まるバス停、走る時間帯が変わったところがある。今のダイヤで確かめてから書く |
| 遠くから来る人や取引先への案内 | ホームページの会社案内やアクセスのページ | 新大阪や梅田から乗り換えなしで来られるなら、そう書く。車で来る人のための駐車場の案内もそろえる |
| 案内を直した日 | ホームページ | 行き方のページに、いつの駅とバスで確かめた内容かを書いておくと、読む人も自社も直す時期が分かる |
地図の検索での見え方はMEO対策とは。来店型のお店でない会社が、Googleマップに出るためにやることにまとめています。行き方のほかにも直すところが多く、作り直すか、今のページを直せば足りるかで迷うときは、ホームページは作り直すべきか、直せば足りるか。リニューアルの判断基準が参考になります。行き方や駐車場のように、何度も聞かれることは、問いと答えの形でページに載せておくと、検索やAIにも伝わりやすくなります。書き方はよくある質問ページの作り方。検索とAIに拾われる、問いと答えの書き方にまとめています。
新しく通るようになった人に、まず店を知ってもらう
行き方を直しても、新しい駅を使う人や、箕面に来て間もない人は、まだ自社の名前を知らないかもしれません。Webで調べてもらう前に、まず知ってもらう場も考えておきたいところです。
箕面商工会議所は、市内の店主が講師になり、専門の知識やこつを少人数のお客様に無料で伝える「箕面まちゼミ」を開いています。確かめた時点(2026年10月3日)では、2027年の1月から2月にかけて開く第29回の参加店を募集していました。商工会議所が講座を紹介するチラシを作り、約3万世帯に配ること、特設サイトに講座と店の情報を載せて、店のホームページやSNSへ案内することが書かれています。商工会議所の会員は、参加費が無料です(箕面商工会議所:第29回 箕面まちゼミ 参加店舗募集、2026年10月3日確認)。
私たちは、まちゼミのように、チラシや講座で店を知った人が、後からスマホで店の名前を調べる場面を考えておくとよいと考えています。そのときに、店のページに今の行き方と、予約や問い合わせの方法がそろっていれば、知ってもらったことが来店につながりやすくなります。
箕面で店や会社を始めるなら、創業の支援の中でWebの役割を決めておく
箕面市と箕面商工会議所は、市内で創業する人や、創業して間もない小規模事業者を支える「みのおゼロイチ応援プロジェクト」を連携して行っています。経営の支援と補助金を組み合わせた取り組みで、2026年10月3日に市のページで確かめた内容は次のとおりです(箕面市:みのおゼロイチ応援プロジェクトについて)。
- 対象:箕面市内で取り組む事業で、これから創業する人や、創業から5年未満の小規模事業者など
- 進め方:商工会議所の経営指導員や専門の相談員の支援を受けて、ビジネスプランシートを作り、申請する。採択の後も支援を受けながら計画を進め、実績を報告する。報告の後も2年間、支援が続き、売上などの効果を報告する
- 対象の経費:機械装置などの費用、パソコンやタブレットの費用、広報費、知的財産権の取得費、外注や委託の費用
- 受付:確かめた時点(2026年10月3日)では、2026年度の申し込みは終了
私たちは、このような制度を使うなら、ビジネスプランシートを書く段階で、ホームページやチラシで誰に何を伝えるか、行き方をどう案内するかを決めておくと、計画とWebの中身がずれにくいと考えています。どの費用が対象になるかは、募集要項で確かめてください。
創業の支援では、市が箕面商工会議所、日本政策金融公庫と連携して、特定創業支援等事業も行っています。経営、財務、人材育成、販路開拓の4つの分野のセミナーを、最低1か月かけて受けると、市が証明書を出し、会社を設立するときの登録免許税の軽減や、創業の融資の優遇を受けるために使えます。証明書の対象は、これから創業する人と、事業を始めて5年を経過していない人です(箕面市:創業をお考えのかた、創業間もないかたへ、2026年10月3日確認)。
箕面で、依頼先を決める前に使える相談先
箕面には、依頼先を決める前の段階から使える相談先があります。大阪府全体の窓口は大阪で、システム開発やホームページ制作を頼むときの選び方に、関西の地域ごとの窓口は大阪・兵庫・関西で、Webやシステムを頼む前に相談できる公的な窓口。地域別のまとめにまとめています。
| 今の段階 | 相談先 | 確かめたこと(2026年10月3日) |
|---|---|---|
| 売上や「売り方」のことを、まず相談したい | 箕面商工会議所:経営相談 | 経営指導員が、経営の課題の整理や、使える支援や窓口の提案、事業計画づくりなどを支援する。相談は無料で、経営相談申込書の記入が要る |
| ホームページやSNSのことを、専門家に聞きたい | 箕面商工会議所:専門家相談 | 法律、税務、マーケティング、デザイン、IT、ウェブ(ホームページ・SNS)などの専門家に、無料で相談できる。経営指導員が内容を聞いたうえで専門家を紹介する。事前の予約が必ず要る |
| 社内の道具や仕組みのことを相談したい | 箕面商工会議所:DX相談 | 会員向けの窓口。ITの専門家が面談で相談を受ける。表計算での顧客リストの作り方や、クラウドサービスの使い方、新しく作ろうとしている社内の仕組みの相談などが例に挙がっている。原則は毎週木曜日で、事業所への訪問もできる |
| これから創業する | 箕面商工会議所:起業支援 | ビジネスプランの作成、資金の調達、売り方の計画などを支援する窓口。起業に必要な知識を学ぶ全5回の箕面起業塾も案内されている |
| 創業の支援を、証明書につなげたい | 箕面市:創業をお考えのかた、創業間もないかたへ | 市の企画部商工労働課と箕面商工会議所で、手続きの流れや創業の相談を受けている |
| 府の窓口で、何度でも相談したい | 大阪府よろず支援拠点 | 国が設けた無料の経営相談所で、何度でも相談できる。ホームページやSNS、ITツールの活用も相談できる。予約制 |
補助の対象や受付の時期は、年度ごとに変わることがあります。申し込みや依頼先との契約の前に、必ず公式ページで最新の内容を確かめてください。
依頼先や相談先に会う前に、自社について次の3行を書いておくと、話が早くなります。「今いちばん近い駅は箕面萱野駅で、そこから歩いて〇分」「近くのバス停は〇〇で、2026年の見直しの後もこの路線が通る」「ホームページ、チラシ、地図の情報のうち、前の行き方のままのものはこれ」のように、この記事の事情を自社に当てはめた一文にしておくと、そのまま依頼先への説明にも使えます。
依頼先には、今の行き方と、それを載せている場所を最初に伝える
依頼先を選ぶときに確かめたい点は、大阪で、システム開発やホームページ制作を頼むときの選び方にまとめていて、箕面の店や会社でも同じです。そのうえで箕面の店や会社なら、最初の打ち合わせで、次の3つを伝えてみてください。
- お客様や取引先は、今、どの駅を使い、どのバスに乗って来ることが多いか
- 行き方を書いている場所はどこか。ホームページ、地図の情報、チラシ、予約の画面などのうち、前のままのものはどれか
- 駅やバスがまた変わったとき、行き方の案内を誰が、どこまで直すか
この3つを聞いて、ページの見た目だけでなく、地図の情報やチラシとの言葉のそろえ方や、変わったときに直しやすい作り方まで話が広がる相手かどうかが、箕面の店や会社の事情まで考えてくれる依頼先かどうかの目安になります。
行き方の案内の書き直しから、地図の検索での見え方、予約や問い合わせを受ける仕組みまで、まとめてご相談いただけます。この記事を書いている技術責任者の津嘉山は、業務システム開発とAWSを専門とするエンジニアです。
よくある質問
北大阪急行線の新しい駅ができてから、ホームページの何を直せばいいですか?
箕面商工会議所で、ホームページのことを相談できますか?
みのおゼロイチ応援プロジェクトで、ホームページの制作費を払えますか?
今の行き方がそろえば、作るWebが決まる
箕面の店や会社がホームページや業務の仕組みを外に頼むときは、2024年に駅が2つでき、バスの道順も組み替わったこと、2026年にもバスの見直しがあったこと、新しい駅の近くで住む人が増えていることの3つを、自社に当てはめてから依頼先と話すと、提案が具体的になります。整理に迷ったら、箕面商工会議所の経営相談や専門家相談を頼れます。
まずは、自社のホームページやチラシに書いてある行き方を、今の駅とバスで確かめ直すところから始めてみてください。
ご相談
Webからの集客について、いまの状況をお聞かせください。
「何から手をつければいいか分からない」という段階からで構いません。返信は担当者が直接お送りします。