この記事の結論
Bing Webmaster Toolsは、Microsoftの検索エンジンBingでの自社サイトの見え方を確かめる無料の画面です。
Google Search Consoleで所有確認が済んでいるサイトなら、取り込むだけで所有確認まで終わります。
そうでなければ、XMLファイル、metaタグ、DNSのレコードなどで確認します。
登録したら、検索パフォーマンス、AI Performance、サイトマップ、IndexNowの4つを見ます。
AI Performanceでは、CopilotやBingのAIの要約などで自社のページが出典として示された回数と、AIが情報を探すときに使った語句の一部が分かります。
気をつけたいのは、登録したURLが、wwwのありなしまで含めて自社の正規のURLと同じかどうかです。
違っていると、正しく送ったつもりでも数字が出てきません。
このサイトは、2026年10月1日にBing Webmaster Toolsに登録しました。
5日たっても検索パフォーマンスが「データを
このサイトの正規のURLは、wwwのついた https://www.bundlyze.co.jp/ です。
Google側のSearch Consoleの使い方はSearch Consoleの使い方の記事に書いたので、ここではBing側の登録と、それぞれの画面で何が分かるかを、つまずいたところも含めて書きます。
登録は、Search Consoleから取り込むのがいちばん早い
登録の方法は2つあります。
Google Search Consoleのアカウントとつないでサイトを取り込む方法と、URLを自分で入れて所有確認をする方法です。
Search Consoleから取り込むと、Search Consoleで所有確認が済んでいるサイトの一覧が出て、そこから選べます。
選んだサイトは、Bing Webmaster Toolsにも所有確認済みとして追加され、Search Consoleに送ってあるサイトマップも一緒に取り込まれます(Bing Webmaster Blog:Search Consoleからのサイトの取り込み、2019年9月13日公開・2025年6月更新、
条件は、そのサイトがSearch Consoleの側で確認済みであることです。
Bingはその後もときどきSearch Consoleの側と照らし合わせて所有を確かめるので、つないだGoogleのアカウントの権限を外したら、つなぎ直すか、ほかの方法で確認し直すことになります(同じ
自分でURLを入れる場合の所有確認の方法として、Microsoftは、XMLファイルを置く方法、metaタグを足す方法、DNSのレコードを足す方法、Domain Connectを挙げています(同じ
どれを選んでも、置くファイルや書き足す値は画面に出るので、その指示どおりに入れます。
サイトの更新を制作会社に任せている場合は、XMLファイルかmetaタグなら制作会社に、DNSならドメインを管理している人に頼むことになります。
このサイトは、私がSearch Consoleから取り込む方法で登録し、同じ日に、サイトマップの https://www.bundlyze.co.jp/sitemap.xml も送りました。
新しく確認したサイトのアクセスの数字が出るまでには最大48時間かかる、とMicrosoftは書いています(同じ
登録したURLが、正規のURLとwwwのありなしまで同じかを確かめる
登録から5日たった10月6日の朝も、検索パフォーマンスは「データを
同じ日に、Bing Webmaster ToolsのAPIで数字を取り出す仕組み(scripts/bing-report.py)を
そのあとで、Bing Webmaster Toolsに登録されていたのが、wwwのない bundlyze.co.jp のサイトだったと分かりました。
このサイトは、wwwのついた https://www.bundlyze.co.jp/ を正規のURLにしていて、サイトマップのURLも、公開のたびに送る通知も、APIのスクリプトの指定も、すべてwwwつきです。
APIのほうは、登録されていないwwwつきのサイトの数字を聞いていたことになります。
5日たっても準備中だったことのうち、どこまでがこの違いのせいなのかは、wwwつきのサイトの確認が済んで数字が出るまで分かりません。
Search Consoleから取り込むときに選ぶのは、Search Consoleで確認済みになっているサイトの一覧からです。
なぜwwwのない形で登録されたのかは、私たちの場合もはっきりしていません。
いずれにしても、取り込んだあとに、Bing Webmaster Toolsでサイトを選ぶところに出ているURLが、次の3点で自社の正規のURLと同じかを見ます。
- https か http か
- www があるか、ないか
- 所有確認が済んでいるか
正規のURLが分からないときは、トップページのHTMLにある canonical の指定か、サイトマップに並んでいるURLを見れば分かります。
違っていたら、正規のURLのサイトを足して、所有確認をし直します。
検索パフォーマンスは、Bingの検索での表示とクリックを見る画面
検索パフォーマンスは、Search Consoleの検索パフォーマンスにあたる画面です。
Bingの検索結果で自社のページが表示された回数とクリック数を、日ごと、検索語ごと、ページごとに見ます。
私たちがAPIで取り出すようにした項目も、日別の表示とクリック、検索語とページごとの表示・クリック・平均の掲載順位、日ごとのクロールの件数です。
私たちのサイトでは、この記事を書いている10月6日の時点で、この画面にまだ数字が出ていません。
なので、Bingでどんな検索語で出ているかは、まだ書けません。
最大48時間という目安を過ぎても準備中のままなら、前の節のURLの違いを先に疑ってみてください。
AI Performanceで分かるのは、AIの答えで出典に選ばれた回数と、探すときに使われた語句
AI Performanceは、2026年2月10日に公開プレビューとして始まった画面です。
対象は、Microsoft Copilot、BingのAIが作る要約、一部の提携先のサービスでの、AIが作った答えです(Bing Webmaster Blog:AI Performance の公開プレビュー、
見られる数字は次のとおりです(同じ
| 画面の項目 | 中身 |
|---|---|
| Total Citations | 選んだ期間に、AIの答えの中で出典として示された回数の合計 |
| Average Cited Pages | 出典として示された自社のページの数の、1日あたりの平均 |
| Grounding Queries | AIが、答えに使う内容を探すときに使った語句。全体の一部を抜き出した見本 |
| ページ別の引用 | URLごとの引用の回数 |
| 時系列のグラフ | 引用の回数の増え方、減り方 |
Search Consoleの生成AIパフォーマンス レポートと比べると、Grounding Queriesがあるのが大きな違いです。
Googleの側は表示回数しか出ず、どんな質問でAIの枠に出たかは分かりません(Search Consoleの生成AIパフォーマンス レポートの記事)。
Bingの側では、少なくとも、AIがどんな語句で探して自社のページにたどり着いたかの見本が見られます。
ただし、これは使う人が打ち込んだ質問そのものではなく、AIが探すために使った語句です。
Microsoftも、この語句の数字は見本で、これから精度を上げていくと書いています。
もう一つ、Microsoftは、これらの数字は引用された回数であって、順位や権威、1つの答えの中でそのページがどう使われたかを示すものではない、と断っています(同じ
引用が多いからといって、答えの中で目立つ場所に出ているとは限らない、ということです。
私たちのサイトの AI Performance は、10月4日に見たときも、10月6日に見たときも、直近3か月の引用は0回、引用されたページも0本でした。
10月4日の時点では、Grounding Queriesにも1つも出ていませんでした。
前の節のとおり、このとき見ていたのはwwwのないサイトの画面だった可能性があります。
wwwつきのサイトで数字が出るようになったら、改めて記録します。
サイトマップとIndexNowで、新しいページをBingに知らせる
サイトマップは、Search Consoleと同じく、sitemap.xmlのURLを送っておく画面です。
送ったあとは、最後に読み込まれた日と件数を見ます。
私たちは10月1日に送り、その日は「処理中」でした。
sitemap.xmlの作り方はサイトマップの作り方の記事に書いています。
これとは別に、ページを公開したり書き換えたりしたときに、そのURLをすぐ検索エンジンに知らせるIndexNowという仕組みがあり、Bingも使っています。
IndexNowに参加している検索エンジンのどれかに送れば、ほかの参加している検索エンジンにも共有されます(IndexNow:Documentation、
送る側は、決まった形の鍵を書いたテキストファイルをサイトに置き、URLと鍵を送ります。
1回の送信で1万件までまとめて送れます(同じ
私たちは、サイトを公開するたびに、GitHub Actionsから自動で送るようにしました。
前の公開から変わったページだけを、wwwつきのURLに直して送るスクリプト(scripts/indexnow.mjs)です。
10月2日の朝の公開では93件を送って応答は202、同じ日の昼は65件で応答は200でした。
IndexNowの説明では、200は受け付けた、202は受け付けたが鍵の確認がまだ、という意味です。
ただ、200が返っても、それはURLを受け取ったというだけで、クロールやインデックスへの登録を約束するものではない、とも書かれています(同じ
Bing Webmaster ToolsのIndexNowの画面では、受け付けたURLの件数が見られます。
10月4日に見たときは637件、10月6日の朝は過去22時間で694件でした。
IndexNowとは別に、URLを手で送る「URL送信」の
10月1日に、サイトマップのうち主なページ59本をここからまとめて送りました。
10月6日にAPIで確かめると、送れる残りの枠は1日100件、1か月2600件でした。
いまは公開のたびにIndexNowで届くので、URL送信は使っていません。
1本のページがBingにどう見えているかを確かめるURL検査という画面もありますが、私たちはまだ使っていないので、ここでは名前を挙げるだけにします。
Search Consoleでは見えない分を、Bingの側で補う
GoogleとBingは別の検索エンジンなので、Search Consoleの数字にはBingでの表示は入っていません。
逆も同じです。
二つを並べると、次のように見分けがつきます。
| 知りたいこと | Search Console | Bing Webmaster Tools |
|---|---|---|
| 検索での表示・クリック・検索語 | Google検索の分 | Bing検索の分 |
| AIの答えでの見え方 | AIによる概要とAIモードでの表示回数(生成AIパフォーマンス レポート) | Copilotなどでの引用の回数と、AIが探すのに使った語句の見本(AI Performance) |
| 新しいページを知らせる | URL検査から1本ずつ登録をリクエスト | IndexNowで自動、またはURL送信 |
Googleの側は、私たちのサイトでは1日に5本前後で登録のリクエストの上限に当たります(Search Consoleの使い方の記事)。
Bingの側は、公開のたびにIndexNowで届くので、手でリクエストする作業はしていません。
AIの答えでの見え方を、どちらの画面でも見られないAIもあります。
ChatGPTやGeminiについては、サイトの持ち主向けにこうした数字を見せる画面を、私たちはまだ見つけていません。
そこを補う方法と、有料のツールを選ぶときに確かめることはGEO対策のツールを選ぶ前にの記事に書きました。
見るのは週に1回、同じ曜日に
Bing Webmaster Toolsは、私たちは毎週月曜日に開くことにしました(10月6日に
見るのは、検索パフォーマンス、AI Performance、サイトマップの最後に読み込まれた日と件数、IndexNowの受付の件数の4つで、数字は社内の記録に1行で残します。
Search Consoleは、表示が出始めた記事の検索語を追うためにほぼ毎日見ていますが、Bingはまだ数字が少なく、毎日見ても動きが読めません。
週に1回で足りると私は考えています。
数字がたまってきたら、AI PerformanceのGrounding Queriesと、検索パフォーマンスの検索語を並べて、Search Consoleの検索語と比べるつもりです。
Serviceサービス一覧検索にも、AIの答えにも、選ばれる会社へサービスの内容を見るよくある質問
Bing Webmaster Toolsの登録に、Googleのアカウントは使えますか?
Search Consoleを使っていない場合は、どう所有確認をしますか?
登録したのに、検索パフォーマンスが「データを準備しています」のままです。
AI Performanceで、ChatGPTでの引用も分かりますか?
Grounding Queriesは、使う人が打ち込んだ質問ですか?
IndexNowで送れば、すぐにBingに登録されますか?
bundlyzeは、大阪市北区のグラングリーン大阪を拠点に、大阪・兵庫を中心とした関西の会社から、検索とAIでの見え方についての相談を受けていて、打ち合わせはWeb会議でも対面でもできます。
この記事を書いた津嘉山は、業務システム開発とAWSを専門とするエンジニアで、このサイトでBing Webmaster ToolsとIndexNowを使い始めたばかりで、つまずいたところも含めて記録を残しています。
まずは、Bing Webmaster Toolsで自社のサイトとして並んでいるURLが、wwwのありなしまで正規のURLと同じかだけ、見てみてください。
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