この記事の結論
サイトマップ(sitemap.xml)は、検索エンジンに見つけてほしいページのURLを並べたファイルで、XMLで書くのが一般的です。
作り方は、検索結果に出したいページの正規のURLだけを、https:// から始まる完全な形で並べ、UTF-8で保存して、サイトのいちばん上の階層に置きます。
lastmod には、そのページの中身を大きく変えた日を入れます。
置いたら robots.txt に場所を書き、Search Console から送ります。
送っても必ず読まれるわけではなく、ページが500ほどまでで、サイトの中のリンクで全ページにたどり着けるなら、なくても困らないことがあります。
サイトマップとは、検索エンジンに渡すページの一覧
サイトマップとは、サイトの中のページや動画などの情報と、そのつながりを検索エンジンに伝えるファイルです(Google 検索セントラル:サイトマップの概要、2026-10-04 確認)。
検索エンジンはふだん、ページどうしのリンクをたどってページを見つけます。
サイトマップがあれば、たどり着きにくいページも知らせられます。
「サイトマップ」という言葉は、人が見る「サイトの案内のページ」を指すこともあります。
この記事で扱うのは、検索エンジンに渡す sitemap.xml のほうです。
なくても困らないサイトもあります。
ページが500ほどまでの小さなサイトで、サイトの中のリンクで大事なページすべてにたどり着けるなら、必要ないこともあるというのがGoogleの説明です。
逆に、ページの多いサイトや、外からのリンクがまだ少ない新しいサイトには、あったほうがよいとしています(同じページ)。
私たちのサイトは後者でした。
2026年9月29日に記事を30本まとめて公開したときも、同じ日にサイトマップを送っています。
sitemap.xml の書き方
いちばん小さな形は、次のとおりです。
URLと日付は例です。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
<url>
<loc>https://www.example.com/</loc>
<lastmod>2026-10-01</lastmod>
</url>
<url>
<loc>https://www.example.com/company</loc>
<lastmod>2026-09-15</lastmod>
</url>
</urlset>
<url> の組を、ページの数だけ並べます。
決まりごとは、Googleの説明では次のとおりです(Google 検索セントラル:サイトマップの作成と送信、2026-10-04 確認)。
| 項目 | 決まりごと |
|---|---|
| URLの書き方 | https://www.example.com/company のような完全な形。/company のような書き方は使えない |
| 文字コード | UTF-8 |
| 大きさ | 1つのファイルで5万URL、または圧縮前で50MBまで。超えるなら複数に分ける |
| lastmod | ページの中身や構成を大きく変えた日。Googleは、日付が正確だと確かめられる場合に使う |
| priority・changefreq | Googleは値を使わない |
| 置く場所 | サイトのいちばん上の階層が基本。Search Console から送らない場合、置いた階層より下のURLにしか効かない |
ファイルを複数に分けたときは、それぞれの場所を並べた「サイトマップ インデックス」を作り、そちらを送ります(Google 検索セントラル:大規模なサイトマップを管理する、2026-10-04 確認)。
中小企業のサイトで5万URLを超えることはまずないので、1つのファイルで足ります。
XMLのほかに、URLを1行に1つずつ並べただけのテキストファイルも使えます。
日付を添えたいなら、XMLを選びます。
載せるURLと、載せないURL
載せるのは、検索結果に出したいページの、正規のURLだけです。
同じ中身に複数のURLがあるときは、検索結果に出したい1つだけを載せます(Googleの同じページ)。
迷いやすいものを、表にしておきます。
| URL | 載せるか | わけ |
|---|---|---|
| トップ、サービス、記事、会社概要などの公開ページ | 載せる | 検索結果に出したいページ |
| wwwなしや http:// で始まる、同じページの別のURL | 載せない | 正規のURLを1つに決めて、そちらだけにする |
| 別のURLへ転送しているURL | 載せない | 転送先のURLを載せる |
| noindex を付けたページ | 載せない | 検索に出さないと決めたページ |
| 404 のページ、ログインが要るページ | 載せない | 読み込めないか、読ませないページ |
気をつけたいのは、サイトは wwwあり で表示しているのに、サイトマップだけ wwwなし で書いてある、のような食い違いです。
サイトマップと、ページの canonical の指定と、サイトの中のリンクで、URLの書き方をそろえます。
lastmod は、中身を変えた日にする
lastmod は、そのページの中身を大きく変えた日です。
著作権の表示の年を変えたような小さな変更は含めず、日付が一貫して正確な場合にだけ使う、とGoogleは説明しています(サイトマップの作成と送信、2026-10-04 確認)。
サイトマップを作り直すたびに、すべての日付をその日にしてしまう仕組みは避けます。
どのページも毎日変わったように見えると、日付が当てにならなくなるからです。
作り方は、手で書くか、仕組みに作らせるか
ページが10ほどで、めったに増えないなら、上の形を手で書いても間に合います。
ただ、ページを足すたびに書き足すのを忘れやすく、lastmod も直し忘れます。
ページが増えていくサイトなら、仕組みに作らせます。
使っているCMSやサイトの作成サービスに、サイトマップを自動で作る機能がないかを最初に確かめます。
すでに作られていることも多いので、ブラウザで /sitemap.xml を開いてみるのが早道です。
私たちのサイトは、決まったCMSを使わず、原稿からページを書き出しています。
そこで2026年8月31日から、書き出したページのファイルを元にサイトマップを作るプログラムを使っています。
作るときの決まりは、次の4つです。
- 記事やサービス、採用の職種のページは、書き出したファイルをそのまま一覧の元にする。ページを足せば、サイトマップにも入ります
- サイト直下のページ(トップや会社概要など)だけは、手で書いた一覧に載せる。一覧にないページがサイト直下に増えたら、作るのを止めて知らせます
- noindex のページと 404 のページは外す。検索に出さないと決めたページを、載せないためです
- 記事の lastmod は、記事の構造化データに書いた更新日をそのまま使う。本文を直した日が出るようにしています
うまくいっていない所もあります。
記事以外のページの lastmod は、そのファイルを最後に変えた日にしています。
そのため、10月3日に全ページの下の部分(フッター)に相談の入口を1つ足したとき、本文が変わっていないプライバシーポリシーのようなページの日付まで、その日に動きました。
先に書いた「すべての日付をその日にしてしまう」状態に近く、ここは直す余地があると考えています。
2026年10月4日の時点で、載っているURLは180件です。
priority と changefreq は、作り始めたときのまま付いています。
値が使われないので残していますが、新しく作るなら、Googleのためには書かなくて構いません。
置いたら、robots.txt と Search Console で知らせる
サイトマップを置いたら、Googleに場所を知らせます。
やり方は、robots.txt に Sitemap: の行を書くか、Search Console のサイトマップのレポートから送るかです。
Search Console から送るには、そのプロパティの「オーナー」の権限が要ります(Search Console ヘルプ:サイトマップ レポート、2026-10-04 確認)。
私たちの robots.txt は、全体を許可する2行と、サイトマップの場所を書いた1行だけです。
書き方と確かめ方はrobots.txtとはに、Search Console での送り方はサーチコンソールの使い方に書きました。
送った後は、サイトマップのレポートで状態を見ます。
| 状態 | 意味 | 次にやること |
|---|---|---|
| 成功 | 読み込めて、エラーもなかった | 何もしなくてよい |
| エラーがあります | 読み込めたが、誤りが1つ以上ある | 開いて、誤りの中身を見て直す |
| 取得できませんでした | 読み込めなかった | URLの打ち間違い、robots.txt で止めていないか、ファイルが公開されているかを確かめる |
(サイトマップ レポートのヘルプ、2026-10-04 確認)
送った後に、私たちのサイトで見えたこと
Search Console の記録では、2026年10月1日の20時51分に送ったサイトマップを、Googleは同じ日の21時18分に読み込んでいました。
エラーも警告もなく、見つかったURLは78件です。
10月4日にAPIで確かめると、記録上の最後の読み込みは10月1日のままで、件数も78件のままでした。
その間にページを増やし、いまのサイトマップには180件が載っています。
ヘルプには、サイトマップは自分のペースで読み直すとあり、大きく変えたときは送り直すよう書かれています。
ページの数が2倍を超えたので、この目安に当てはめると、送り直す時期に来ています。
なお、10月2日以降に足した採用の職種のページや記事も、URL検査では登録済みになっていて、サイトマップの記録だけでページが知られているかどうかは判断できません。
もう1つ、APIの記録には「登録された数」の欄があり、0のままでした。
この欄は、APIの説明で「廃止。使わないこと」とされています(Search Console API:Sitemaps、2026-10-04 確認)。
登録されたページの数を見るなら、Search Console のページのインデックス登録のレポートを、サイトマップごとに絞って見ます(サイトマップ レポートのヘルプ)。
送ったからといって、読み込まれるとも、ページが登録されるとも限りません。
Googleも、サイトマップを送ることは、その存在を知らせるだけだとしています(サイトマップの作成と送信、2026-10-04 確認)。
サイトマップは見つけてもらう手がかりの1つで、ページどうしのリンクと合わせて効くものだと私は受け止めています。
よくある質問
サイトマップを作らないと、検索に出ませんか?
ページを足すたびに、Search Console から送り直す必要がありますか?
lastmod は、毎日今日の日付にしておけばよいですか?
priority を高くすると、そのページが優先されますか?
bundlyzeは、大阪市北区のグラングリーン大阪を拠点に、大阪・兵庫を中心とした関西の会社からのご相談に対応していて、打ち合わせはWeb会議でも対面でもできます。
全国からオンラインでもご相談いただけます。
この記事を書いた津嘉山は、業務システム開発とAWSを専門とするエンジニアで、このサイトのサイトマップを作るプログラムも自分で組み、Search Console の記録をAPIで取り出して確かめています。
自社のサイトの /sitemap.xml をブラウザで開くと、何件のURLが、どの日付で載っているかがすぐに分かります。
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