この記事の結論
AI研修の費用は、研修の形(動画で
外部に依頼するときは、教材と講義だけを頼む形から、使う仕事の選び方、社内のルール、研修の後の定着まで任せる形まで幅があり、翌週から仕事で手が動くのは後の形です。
bundlyzeは、御社で契約したChatGPTやClaudeを使い、最初の1つの仕事のやり方を一緒に決めて社内に根づかせる「AI活用の
厚生労働省の人材開発支援助成金を使うなら、10時間以上の訓練であることや、2026年8月3日からは受ける人の仕事に直結した中身であることなどの条件があります。
AI研修を外部に頼むと、何をしてもらえるか
AIの社内研修を外部に頼むとき、頼める中身は大きく3つの形に分かれます。
見積もりの金額が会社ごとに大きく違うのは、たいてい、この形が違うからです。
| 頼む形 | してもらえること | 向いている会社 |
|---|---|---|
| 教材を使う | 決まった動画やeラーニングで、AIの基本と注意点を学ぶ | まず全員に、入れてはいけない情報の線引きを知らせたい |
| 講師と行う | 講師がその場で演習を見て、質問に答える | 何人かで同じ日に手を動かし、基礎をそろえたい |
| 業務に合わせて伴走する | 使う仕事を選び、自社の書類で練習し、研修の後も使い方を見直す | 研修の翌週から、決まった仕事でAIを使い始めたい |
研修にお金をかける意味は、公的な調査にも出ています。
中小企業庁の2026年版中小企業白書は、AI活用に取り組んだ事業者を、社員向けの研修会や勉強会に取り組んでいるかどうかで分けて比べています。
「想定した
IPA(情報処理推進機構)が
研修に払うお金は、この「社内で
bundlyzeに頼むと、何をするか
私たちが受けているのは、3つ目の「業務に
研修の日を設けるより先に、御社で契約したChatGPTやClaudeを使って、最初の1つの仕事のやり方を一緒に決めます。
- どの仕事からAIを使うかを、作業の回数、かかる時間、扱う情報、間違えたときの影響から選ぶ
- その仕事の書類や文面を題材に、指示の書き方と、出てきた答えの確かめ方を練習する
- AIに入れてよい情報と入れない情報、人が確かめる場面を、社内のルールにまとめる
- 使う人への説明と振り返りを重ね、困ったときにすぐ相談できるようにする
この相談役は、ずっと続けることを前提にしていません。
効果が確かめられた仕事は、毎回の指示がいらない仕組みに移せます。
AIを組み込んだシステムを作るところまで、同じ窓口で受け持てます。
私たちは少人数の会社で、AIと業務システムの設計には、エンジニアの津嘉山が中心になって関わります。
自社でも、経理・総務、採用、営業の手伝い、広告の設定などの仕事にAIを使っています。
研修で教える使い方は、私たちが毎日の仕事で試して残ったものです。
こんな会社は、相談してください
次のどれかに当てはまるなら、研修の見積もりを取る前にご相談いただくと、頼む範囲を絞れます。
- ChatGPTなどの契約はしたが、使っているのは一部の社員だけになっている
- 研修を受けたが、翌週から自分の仕事でどう使うかが分からないままになっている
- 社内の情報をAIに入れてよいかの線引きが決まっておらず、使うのを控えている
- 社内にAIに詳しい人も、質問を受けられる人もいない
- 助成金を使って研修したいが、条件に合う形と日程が分からない
頼んだときの進め方と、期間の目安
ご依頼から使い始めるまでは、次の順に進めます。
- ヒアリング(費用は
かかりません)。 今の仕事の流れ、時間がかかっている作業、扱う情報、社内でAIに詳しい人がいるかを伺います。 - ご提案。 まず試す1つの仕事と、AIに任せない判断を決め、進め方と費用をお伝えします。研修の日を設けるか、相談役だけで進めるかも、ここでご提案します。
- 小さく試す。 実際の書類や文面に近い条件で使い、答えの質と、確かめる手間を見ます。使える場面と使わない場面を分けます。
- 社内に根づかせる。 入れてよい情報、確かめる担当、困ったときの相談先を決め、使う人への説明と振り返りを重ねます。
1つの仕事なら、ご依頼から1か月以内に使い始めることを目安にしています。
扱う書類やデータの準備の状況で変わります。
社内のいくつもの仕事にまとめて入れる場合は、仕事ごとに順番を決めて進めます。
AI研修の費用は、4つのところで決まる
外部に頼むときの見積もりは、次の4つで大きく変わります。
金額を比べる前に、見積もりごとにこの4つがそろっているかを並べてください。
| 決まるところ | 金額が小さくなる形 | 金額が大きくなる形 |
|---|---|---|
| 研修の形 | 決まった動画やeラーニングを、各自が見る | 講師が来る、またはオンラインで同時に行い、演習をその場で見る |
| 時間と人数 | 短い時間で、少ない人数 | 何日かに分ける、部署ごとに何回も行う |
| 作り込む度合い | どの会社にも同じ教材と例題 | 自社の書類や業務の流れに合わせた練習問題を作る |
| 研修の後 | 研修の日で終わる | 決まった期間、質問に応じる、使い方の見直しに付き合う |
いちばん金額に響きやすいのは、3つ目の作り込みです。
自社の見積書や問い合わせの返信を題材にした練習は、そのまま明日の仕事に使えるぶん、作る手間がかかります。
反対に、AIに入れてはいけない情報の話や出力の確かめ方は、会社が違っても中身がほとんど変わりません。
そうした基礎は、国の審査を通った講座が並ぶマナビDX(2026年10月16日確認)で、
基礎はそこで済ませ、自社の仕事に合わせた練習だけを外に頼むと、見積もりの範囲を絞れます。
研修で使うAIのサービスの利用料が、見積もりに入っているかも確かめてください。
講師のアカウントで画面を見せるだけなのか、社員が自社で契約したアカウントで手を動かすのかで、研修の後に使い続けられるかが変わります。
プランごとの入力内容の扱いの違いは、ChatGPTに入力した内容は漏れる?にまとめています。
私たちに頼むときの費用の目安
私たちの料金は、次の2つです(いずれも
| 頼むこと | 料金 | 向いている時期 |
|---|---|---|
| AI活用の相談役 | 月5万円〜 | どの仕事にAIが効くかを、試しながら探している時期 |
| AIを組み込んだシステムの構築 | 100万円〜の初期費用と、月額の保守 | 効果が確かめられた仕事を、毎日だれでも同じ手順で回したい時期 |
ChatGPTやClaudeなどのAIのサービスの利用料は、御社で契約していただくもので、私たちへの費用とは分けてご説明します。
システムの金額は、つなぐシステム、使う人ごとの権限、データを残す期間などで変わります。
相談・診断までは費用はかかりません。
頼むかどうかは、ご提案と見積もりを見てから御社で決めてください。
支援の中身はAI導入支援のページに、ほかのサービスも含めた料金は料金のページに載せています。
人材開発支援助成金を使うなら、先に知っておく条件
厚生労働省の人材開発支援助成金は、会社が雇っている社員に、計画に沿って仕事に関わる訓練を受けさせたときに、訓練の経費と、訓練中の賃金の一部などを助成する制度です(厚生労働省:人材開発支援助成金、2026年10月16日確認)。
AIの研修で候補になるのは、主に「事業展開等リスキリング支援コース」と
この記事を書くにあたって、両コースの厚生労働省のリーフレット(令和8年4月8日の
分かったのは、助成金を使うと決めた時点で、研修の中身より先に、研修の形と日程が決まるということです。
事業展開等リスキリング支援コースで、研修の頼み方に関わる条件は次のとおりです(厚生労働省:事業展開等リスキリング支援コースのリーフレット(PDF)、2026年10月16日確認)。
| 条件 | 研修の頼み方に関わること |
|---|---|
| 10時間以上の、ふだんの仕事と分けて行う訓練(OFF-JT) | 2〜3時間の講習1回では足りない。何回かに分けて10時間以上にする |
| 計画を、訓練を始める日の6か月前から1か月前までに労働局へ出す | 来週から始めたい、には間に合わない |
| 訓練が終わってから2か月以内に支給を申請し、それまでに経費を全額払う | 先に研修費を払える準備が要る |
| eラーニングや定額制のサービスによる訓練は、経費だけが助成の対象 | 動画で学ぶ形では、研修中の賃金は助成されない |
このコースは2026年8月3日に改正され、どの職業にも共通して必要な知識を学ぶ訓練は対象外になりました。
厚生労働省の資料では、生成AIで商品提案書の構成や文章を作って直す方法を学ぶ営業担当者向けの訓練は対象で、汎用的なプロンプトの作り方を学ぶ訓練は対象外と例示されています(厚生労働省:令和8年8月3日からの変更点について(PDF)、2026年10月16日確認)。
助成金を使うなら、受ける人の仕事に合わせて作り込む研修を選ぶことになります。
「人への
助成される割合と上限額は、会社の規模と訓練の形で変わるので、リーフレットの表で確かめてください。
様式や条件は年度の途中でも改められるため、手続きは会社の所在地を受け持つ都道府県労働局の窓口で確かめるのが確実です。
書類づくりを外に頼むなら、社会保険労務士に相談する方法もあります。
依頼先を選ぶ前に、社内で決めておくこと
見積もりを取る前に、次のことが決まっていると、比べるのが楽になります。
AIに入れてよい情報と、入れない情報。
これが決まっていないと、研修の練習で何を題材にするかも決まりません。
ルールの作り方は、生成AIの社内ルール・ガイドラインの作り方にひな形を置いています。
研修の後に、だれが質問を受けるか。
研修の日は分かった気がしても、翌週に自分の仕事で試すと、つまずくところが出てきます。
社内で答える人がいるのか、依頼先が一定の期間応じるのかで、見積もりに入れる範囲が変わります。
最初にAIを使う仕事。
「AIの
選び方は、AIで業務効率化するなら、何から任せるかに点数表を置きました。
研修で何をどの順番で教えるかは、生成AIの社内研修は、何から教えるかに書いています。
よくある質問
AI研修を外部に依頼すると、何をしてもらえますか?
AI研修の費用は、何で決まりますか?
bundlyzeに頼むと、費用はいくらですか?
社内にAIに詳しい人がいなくても、頼めますか?
どのくらいで、仕事に使い始められますか?
研修は社員全員に受けさせるべきですか?
AI研修に使える助成金はありますか?
bundlyzeは大阪市北区のグラングリーン大阪を拠点に、AI導入支援と業務システムの受託開発をしています。
全国からご相談いただけます。
打ち合わせはWeb会議でも、対面でも可能です。
この記事を書いた津嘉山は、業務システム開発とAWSを専門とするエンジニアで、自社の経理・総務や採用、営業の手伝いにもAIを使っています。
研修の見積もりを取る前に、AIを使ってみたい仕事を1つと、その仕事に毎週何時間かかっているかを書き出しておくと、外に何を頼むかがはっきりします。
AIの活用について、
いまの状況をお聞かせください
「何から
- 24時間以内に、担当者からご連絡します。
- 全国からご相談いただけます。打ち合わせはWeb会議でも、対面でも可能です。
相談の前に、いまの見え方だけ知りたい場合は
4つのAIに10の質問をした記録と、サイトの点検の結果を、30分ほどでご説明します。費用はかかりません。