bundlyze
  1. ホーム
  2. コラム
  3. 広告運用
  4. MetaピクセルとコンバージョンAPIの設定と確認。問い合わせフォームのサイトで最低限やること

Metaピクセルと​コンバージョンAPIの​設定と​確認問い合わせフォームの​サイトで​最低限やること

Metaピクセルは​ブラウザから、​コンバージョンAPIは​サーバーから​Metaに​イベントを​送ります。​問い合わせフォームの​サイトの​設定の​順番、​GTMでの​設置、​送信完了の​Lead、​テストイベントでの​確認、​event_idでの​重複の​除外、​計測されないときの​確認表を​まとめます。

この​記事の​結論

Metaピクセルは、​訪問者の​ブラウザで​動き、​サイトでの​行動を​Metaに​送る​コードです。
コンバージョンAPIは、​自社の​サーバーなどから​同じような​行動の​データを​Metaに​直接送る​仕組みです。
ピクセルは​ブラウザの​設定や​接続の​問題で​届かないことが​あり、​Metaは​ピクセルを​使うなら​コンバージョンAPIも​使うようすすめています。
問い合わせフォームが​中心の​サイトなら、​最低限やることは​4つです。
イベントマネージャで​ピクセルを​作り、​Googleタグマネージャー​(GTM)で全ページに​入れる。
フォームの​送信が​完了したときに​標準イベント​「Lead」を1回だけ送る。
イベントマネージャの​「テストイベント」で届いたかを​確かめる。
フォームの​入力内容を​Metaに​送らない。
コンバージョンAPIは、​その​あとで​足します。
ピクセルと​コンバージョンAPIから​同じ​イベントを​送るときは、​両方に​同じ​event_idを​付けて、​二重に​数えられないようにします。

​

「Facebookピクセル」と呼ばれていたものは、​いまは​Metaピクセルという​名前です。
Metaの​説明では、​Metaピクセルは​ウェブサイトに​置く​コードで、​利用者が​サイトで​行った​アクションを​把握して、​Meta広告の​効果を​測るために​使います​(Metaビジネスヘルプセンター:Metaピクセルの​設定と​インストール、2026年10月8日確認)。
コンバージョンAPIは、​サーバーや​ウェブサイトの​プラットフォーム、​アプリ、​CRMから、​マーケティングデータを​Metaに​直接つなぐ​仕組みです​(Metaビジネスヘルプセンター:コンバージョンAPIに​ついて、2026年10月8日確認)。

MetaピクセルコンバージョンAPI
どこから​送るか訪問者の​ブラウザ自社の​サーバー、​ウェブサイトの​プラットフォーム、​CRMなど
送れるものページの​閲覧、​フォームの​送信など、​サイトでの​行動ウェブサイトの​イベントに​加え、​アプリ、​実店舗などの​オフライン、​メッセージの​イベント
弱いところブラウザの​設定や​接続の​問題で、​ブロックされたり​失われたりすることがあるブラウザの​制限や​広告ブロッカーの​影響は​受けにくい。​設定の​方法に​よっては、​開発者や​パートナーが​要る
入れ方ベースコードを​全ページの​ <head> に​入れ、​送りたい​場面で​イベントの​コードを​動かすMeta対応コンバージョンAPI、​パートナー連携、​コードでの​ダイレクト連携の​どれか

弱いところの​行のうち、​ブロックや​広告ブロッカーに​ついての​比べ方は、​Metaの​重複除外の​説明に​あるものです​(Metaビジネスヘルプセンター:Metaピクセルイベントと​コンバージョンAPIイベントの​重複除外に​ついて、2026年10月8日確認)。
開発者や​パートナーが​要る​点は、​後で​触れる​設定方法の​比較の​ページに​あります。
ピクセルの​設定の​案内にも、​ピクセルで​イベントを​送るなら​コンバージョンAPIも​使うことを​すすめる、と​書かれています。

どちらか​一方を​選ぶものではありません。
ピクセルを​土台に​して、​届かない​分を​サーバーから​補う。
Metaの​案内は、​この​組み合わせを​前提に​しています。

​

問い合わせフォームが​中心の​サイトを​例に、​順番を​追います。
画面の​名前は、​2026年10月8日に​Metaと​Googleの​ヘルプで​確かめたものです。

​

ピクセルは、​Metaイベントマネージャで​作ります。
広告アカウントや​ピクセルを​持つのは、​自社の​ビジネスポートフォリオに​しておきます。
外部の​運用会社に​作業を​任せる​場合も、​ピクセルを​相手の​持ち物に​せず、​自社の​ポートフォリオで​持って​権限を​渡す形に​しておくと、​依頼先が​変わっても​計測を​引き継げます。
権限の​渡し方は、Metaの​ビジネスポートフォリオの​権限は、​外部に​渡すとき​最小限から​始めるに​まとめています。

2. ピクセルを​作る

Metaの​手順では、​イベントマネージャで​[データをリンク]をクリックして​[ウェブ]を選び、[接続]をクリックし、​ピクセルの​名前を​入れて​[ピクセルを作成]をクリックします。
これで​新しい​ピクセルの​IDが​作られます。
続いて​サイトの​URLを​入れると、​使える​パートナー連携が​あるかが​表示されます​(Metaピクセルの​設定と​インストール)。

その​先で、[ガイドをチェック]か[自分でやる]を選びます。
Metaは​[ガイドをチェック]をすすめています。
[自分でやる]を選ぶと、[コンバージョンAPIとMetaピクセル]か[Metaピクセルのみ]を選ぶ​画面に​なります。

な​お、​GTMでの​入れ方を​説明した​Metaの​ページでは、​ベースコードを​取り出す道筋が​[データソース]から[イベントを追加]、​[新しい連携を​追加]と書かれていて、​上の​手順と​入口の​名前が​違っていました​(Metaビジネスヘルプセンター:Googleタグマネージャーに​Metaピクセルを​追加する、2026年10月8日確認)。
画面の​表記が​ヘルプと​合わないときは、​イベントマネージャの​中で​「ウェブ」「Metaピクセル」「手動でコードを​追加」にあたる​項目を​探します。

​

GTMを​使っている​サイトなら、​ピクセルの​コードは​ページに​直接貼らず、​GTMの​中に​入れます。
GTMが​標準で​用意していない​タグは、​カスタムHTMLの​タグとして​入れるのが​Googleの​案内です​(タグ マネージャー ヘルプ:カスタムタグ、2026年10月8日確認)。

Metaが​書いている​手順は​次の​とおりです​(Googleタグマネージャーに​Metaピクセルを​追加する)。

  1. GTMで​[新規タグ]を作り、[タグの設定]で[カスタム HTML]を選ぶ
  2. イベントマネージャで​コピーした​ピクセルの​ベースコードを​貼る
  3. [詳細設定]の[タグ呼び出しオプション]で[1 ページに​つき一度]を選ぶ
  4. トリガーに​[すべてのページ]を選んで​保存する
  5. [プレビュー]で動きを​確かめてから、[送信]で公開する

ベースコードを​入れると、​ページを​開く​たびに​「PageView」が送られます。
ページビューの​イベントは​ベースコードに​含まれているので、​別に​作る​必要は​ありません​(Metaビジネスヘルプセンター:Metaピクセル標準イベントの​仕様、2026年10月8日確認)。

気を​つけたいのは、​GTMで​入れた​うえで、​同じ​ピクセルを​ページの​HTMLにも​貼ってしまうことです。
両方から​動くと、​同じ​行動が​二重に​送られます。
計測の​タグを​1か所で​管理する​考え方と、​二重に​なっていないかの​確かめ方は、全ページの​計測タグを、​1か所で​管理する​方法に​書きました。
この​サイトでも、​GTMの​入れ物を​ページの​原稿には​書かず、​公開用の​ファイルを​作るときに​全ページへ​入れる​形に​しています。

コードを​触らずに​済ませたい​場合、​Metaの​「広告データヘルプツール」(Google Chromeと​Microsoft Edgeの​拡張機能)から、​GTMに​Metaピクセルと​コンバージョンAPIを​設定することもできます。
この​ツールは​以前の​「Metaピクセルヘルパー」の後継で、​Metaは、​ピクセルヘルパーの​更新版ではなく​新しい​ツールだと​説明しています​(Metaビジネスヘルプセンター:Meta広告データヘルプツールに​ついて、2026年10月8日確認)。
古い​記事で​「ピクセルヘルパーで確認」とあるのは、​いまは​この​ツールのことです。

4. フォームの​送信が​完了したときに​「Lead」を送る

問い合わせを​数えるには、​標準イベントを​使います。
標準イベントは​Metaが​あらかじめ決めている​イベントで、​コンバージョンの​記録や、​コンバージョンに​向けた​配信の​最適化、​オーディエンスの​作成に​使われます。
フォームの​サイトで​使うのは、​主に​次の​2つです​(Metaピクセル標準イベントの​仕様)。

標準イベントMetaの​定義フォームの​サイトでの​使いどころ
Lead​(リード)後日ビジネスから​連絡が​来る​可能性が​あると​分かったうえで、​顧客が​情報を​送ること。​例として​フォームの​送信が​挙がっている問い合わせフォームの​送信完了
Contact​(問い合わせ)電話、​SMS、​メール、​チャットなどで​顧客と​ビジネスが​連絡を​取り合うこと電話番号や​メールアドレスの​リンクを​押したとき

Leadを​送る​場面は、​フォームの​「送信」ボタンを押したときではなく、​送信が​終わったときにします。
ボタンを​押しただけでは、​入力に​誤りが​あって​送れていないことも​あるからです。

送信後に​完了ページへ​移る​フォームなら、​GTMで​完了ページの​表示を​トリガーに​して、​Leadの​タグを​動かすのが​いちばん素直です。
Metaの​手順でも、​イベントの​タグは​カスタムHTMLで​作り、[ページビュー]の[一部のページビュー]で、​URLなどの​条件を​付けて​動かす例が​示されています。
GTMの​「フォーム送信」トリガーを使う​場合は、[妥当性をチェック]をオンに​すると、​フォームが​適切に​送信された​場合にだけ動くと​Googleは​説明しています​(タグ マネージャー ヘルプ:フォーム送信トリガー、2026年10月8日確認)。
ページを​移らずに​完了の​表示に​切り替わる​フォームでは、​送信が​完了した​時点で​サイトの​側から​データレイヤーに​イベントを​送り、​GTMの​「カスタム イベント」トリガーでタグを​動かす方法が​あります​(タグ マネージャー ヘルプ:カスタム イベント トリガー、2026年10月8日確認)。
この​サイトの​問い合わせフォームも​送信後に​ページを​移らないため、​送信が​成功したときにだけ generate_lead という​イベントを​データレイヤーに​送り、​GTMは​それを​合図に​GA4の​タグを​動かしています。
GA4に​問い合わせの​完了を​送る​設定と​そろえて​おけば、​GA4と​Metaで​数えている​場面が​同じに​なります​(GA4を​見やすく​する​方法)。

ここで​一つ、​必ず​守りたいことがあります。
完了ページの​URLに、​名前や​メールアドレス、​問い合わせの​中身を​載せないこと。
Metaは、​健康や​財務に​関する​情報など、​ビジネスツールで​共有してはいけない​情報を​挙げていて、​URLパラメーターや​カスタムイベントに​入った​情報も​対象に​なると​書いています​(Metaビジネスヘルプセンター:Metaビジネスツールでの​プライバシーと​データ使用の​要件、2026年10月8日確認)。
ハッシュ化していない​連絡先の​情報も​同じです。
Metaは、​ビジネスツールの​規約で、​連絡先の​情報は​開発者向けの​資料に​沿って​ハッシュ化すること、​個人情報を​含む​データを​共有しないことが​求められている、と​説明しています​(Metaビジネスヘルプセンター:イベントの​マッチングクオリティに​ついて、2026年10月8日確認)。
フォームの​作り方に​よっては、​送信した​内容が​そのまま​完了ページの​URLに​付くことがあります。
公開前に、​完了ページの​アドレスバーを​一度​見ておきます。

​

設定したら、​イベントマネージャの​「テストイベント」で、​本当に​届いているかを​確かめます。
Metaの​手順は、​イベントマネージャの​左の​メニューで​[データソース]をクリックし、​ピクセルを​選んで​[テストイベント]をクリックする、というものです。
サイトの​URLを​入れて​[ウェブサイトを開く]を押し、​開いた​サイトで​フォームを​送ると、​その​操作が​テストイベントの​画面に​出ます​(Metaビジネスヘルプセンター:イベントの​テストツール、2026年10月8日確認)。

この​ページで​見落としやすい​点が​3つ​書かれています。

  • ウェブサイトの​イベントが​記録されるのは、[テストイベント]のページを​開いている​間だけ
  • テストの​記録は、​24時間たつか削除するまで​残る。[アクティビティをクリア]で消しても、​イベントマネージャや​広告レポートには​引き続き表示される
  • 設定した​あと、​データが​分析の​画面に​出るまで​30分以上​かかることがある。​その間は​テストイベントで​確かめる

テストで​送った​イベントは、​記録を​消しても​イベントマネージャや​広告レポートに​残ります。
テストで​送った​日時を​控えておくと、​あとで​数字を見るときに​本当の​問い合わせと​見分けやすくなります。
GTMの​側では、​プレビューの​画面​(Tag Assistant)で、​どの​タグが​どの​順番で​動いたかを​確かめられます​(タグ マネージャー ヘルプ:コンテナの​プレビューと​デバッグ、2026年10月8日確認)。
GTMで​動いたのに​Metaに​届いていなければ​Meta側、​GTMで​動いていなければ​トリガーの​条件、と​切り分けられます。

フォームの​送信テストは、​計測の​確認だけでなく、​問い合わせの​メールが​会社と​送った​人の​両方に​届くかの​確認も​兼ねます。
フォーム​そのものが​止まっていないかを​見張る​方法は、予約・問い合わせフォームが​止まっていないか、​見張る​方法に​書いています。

​

ドメイン認証は、​自社の​ドメインの​所有権を​Metaに​示す手続きです。
Metaの​説明では、​ドメインを​認証すると、​その​ドメインへの​リンクや​コンテンツの​編集権限を​管理でき、​ドメインの​不正な​使われ方を​防ぐのに​役立ちます。
認証は​無料で、​方法は、​ホームページへの​メタタグの​追加、​HTMLファイルの​アップロード、​DNSへの​TXTレコードの​追加の​3つです​(Metaビジネスヘルプセンター:Meta Business Suiteでの​ドメイン認証に​ついて、2026年10月8日確認)。

あわせて、​イベントマネージャの​[トラフィックの許可]も見ておきます。
ピクセルの​IDは​サイトに​置いた​時点で​誰でも​見られるため、​第三者が​自分の​サイトに​その​IDを​貼ることもできます。
許可リストを​作ると、​許可した​ドメインからの​イベントだけを​受け取り、​ほかの​ドメインは​自動で​ブロックされます。
Metaは、​ブロックリストより​許可リストを​すすめています​(Metaビジネスヘルプセンター:Metaピクセルトラフィックの​許可に​ついて、2026年10月8日確認)。
ただし、​許可リストの​登録を​間違えると、​自社の​イベントまで​止まります。

​

コンバージョンAPIの​入れ方は、​Metaの​比較では​3つあります​(Metaビジネスヘルプセンター:コンバージョンAPIの​設定方法を​比較する、2026年10月8日確認)。

方法中身必要なもの
Meta対応コンバージョンAPIウェブ専用。​ピクセルとは​別に、​サーバー側からの​接続を​自動で​作る。​ピクセルで​送る​イベントと​パラメーターが​そのまま​送られ、​重複は​自動で​除かれるMetaピクセル。​価格は​無料、​実装は​ワンクリックと​されている
パートナー連携コマースの​プラットフォームや、​Googleタグマネージャーなどの​パートナーを​通じて​設定するパートナーに​よる
ダイレクト連携自社の​サーバーから​コードで​直接送る。​細かく​作り込める開発者と、​イベントを​リアルタイムで​送る​仕組み。​新しく​作る​場合は​2〜4週間と​されている

フォームが​中心の​小さな​サイトなら、​私たちは​まず、​ピクセルと​Leadが​正しく​届いている​状態を​作り、​そのうえで​Meta対応コンバージョンAPIを​使えるかを​見るのが​よいと​考えています。
ピクセルで​送っている​内容が​そのまま​送られ、​重複の​除外も​自動なので、​作り込む​部分が​少なく​済みます。
ダイレクト連携は、​問い合わせの​あとの​商談や​契約といった、​サイトの​外で​起きる​成果まで​送りたくなったときに​検討します。

コンバージョンAPIで​送った​ウェブサイトの​イベントには​「イベントのマッチングクオリティ」という0〜10の​点数が​付きます。
これは、​イベントと​一緒に​送った​メールアドレスなどの​顧客情報が、​Metaの​アカウントとの​照合に​どれだけ​役立っているかを​示すものです​(Metaビジネスヘルプセンター:イベントの​マッチングクオリティに​ついて、2026年10月8日確認)。
点数を​上げるには​顧客情報を​多く​送ることになりますが、​同じ​ページで、​Metaに​データを​渡す前に​データを​集めて​使い、​共有する​法的な​権利を​得ておくこと、​連絡先の​情報は​開発者向けの​資料に​沿って​ハッシュ化することが​求められています。
点数を​上げることより、​何を​送るかを​プライバシーポリシーと​合わせて​決めることが先です。

計測されないときの​確認表

「広告からの問い合わせが​0件に​なっている」「イベントマネージャに何も​出ない」。
そうしたときは、​上から​順に​確かめます。

症状確かめること根拠
ピクセルの​イベントが​全く​届かないベースコードが​全ページの​ <head> に​入っているか。​サイトを​作り直したり、​ヘッダーを​変えたりしたときに​消えていないかMetaピクセルの​ウェブサイトイベント数が​低下している​場合の​対処方法(2026年10月8日確認)
GTMで​設定したのに​届かないGTMで​[送信]して公開したか。​プレビューで​タグが​動いているかGoogleタグマネージャーに​Metaピクセルを​追加する、コンテナの​プレビューと​デバッグ
PageViewは​届くのに​Leadが​届かないイベントの​コードや​トリガーの​条件が​合っているか。​完了ページの​URLを​変えていないか、​ページを​移動していないかMetaピクセルの​ウェブサイトイベント数が​低下している​場合の​対処方法
テストイベントに​何も​出ない[テストイベント]のページを​開いたまま、​そこから​開いた​サイトで​操作したかイベントの​テストツール
急に​イベントが​減ったサイトが​止まっていなかったか。​トラフィックの​許可リストや​ブロックリストの​設定を​誤っていないか。​季節や​祝日に​よる​自然な​増減ではないか。​GA4など別の​計測ツールと​比べて、​サイトへの​訪問が​減ったのか、​ピクセルの​問題かを​分けるMetaピクセルの​ウェブサイトイベント数が​低下している​場合の​対処方法
広告マネージャの​成果が、​イベントマネージャの​数より​少ない故障とは​限らない。​イベントマネージャは​受け取った​ほとんどの​イベントを、​広告マネージャは​広告の​結果と​みな​された​(アトリビューションされた)ものを表示するMeta広告マネージャ、​広告レポート、​イベントマネージャでの​イベント数の​違い(2026年10月8日確認)
1回の​送信で​Leadが​2回数えられる同じ​ピクセルが、​GTMと​ページの​HTMLの​両方に​入っていないか。​ピクセルと​コンバージョンAPIの​両方から​送っているのに、​event_idが​そろっていないか次の​節
一部の​訪問者の​分だけ届かないブラウザの​設定や​広告ブロッカーで​止まっている​可能性が​ある。​コンバージョンAPIで​補うMetaピクセルイベントと​コンバージョンAPIイベントの​重複除外に​ついて

イベントマネージャの​[診断]のタブにも、​警告や​エラーが​出ます。
Metaは、​サイトや​キャンペーンを​変えた​あとに​テストイベントで​確かめることもすすめています​(Metaピクセルの​ウェブサイトイベント数が​低下している​場合の​対処方法)。
サイトの​改修で​計測が​消えることは​珍しくないので、​私たちは、​公開の​たびに​完了ページまで​一度​送ってみる​確認を​手順に​入れておくのが​よいと​考えています。

​

ピクセルと​コンバージョンAPIの​両方から​同じ​Leadを​送ると、​何もしなければ​1件の​問い合わせが​2件に​数えられます。
Metaは、​これを​1回だけ​数える​処理を​「重複除外」と呼んでいて、​成果の​数や​広告費用対効果を​正しく​見るために​欠かせないとしています​(Metaピクセルイベントと​コンバージョンAPIイベントの​重複除外に​ついて)。

重複が​除かれる​条件は​次の​とおりです。

  • ピクセルと​コンバージョンAPIで、​イベントの​名前​(event_name、​例:Lead)が一致している
  • 両方の​event_idが​同じである
  • event_idが​ない​場合は、​event_nameと、​external_IDまたは​fbpの​どちらかが​一致していれば​除かれる

中身が​ほぼ​同じなら、​先に​受け取ったほうが​残ります。
開発者向けの​資料では、​最初の​イベントを​受け取ってから​48時間以内に​届いたものだけが​重複除外の​対象に​なる、とされています​(Meta for Developers:重複した​ピクセルイベントと​コンバージョンAPIイベントの​処理、2026年10月8日確認)。

ピクセルの​側では、​イベントを​送る​コードの​4つ目の​引数で​IDを​渡します。
たとえば​次のように​書きます。

fbq('track', 'Lead', {}, {eventID: '送信ごとに作る一意の値'});

サーバーから​送るときは、​同じ値を​ event_id に​入れます。
値は​問い合わせ1件ごとに​変え、​同じ​問い合わせなら​ブラウザと​サーバーで​同じにします。

一方、​ブラウザからは​ページの​閲覧だけ、​サーバーからは​Leadだけ、のように​別々の​イベントを​送る​場合は、​重複除外は​要りません。
また、​Meta対応コンバージョンAPIでは​重複が​自動で​除かれ​(コンバージョンAPIの​設定方法を​比較する)、​パートナー連携でも​多くの​プラットフォームで​重複除外の​パラメーターが​自動で​扱われます​(Metaピクセルイベントと​コンバージョンAPIイベントの​重複除外に​ついて)。
うまく​除かれているかは、​テストイベントの​画面で、​どの​イベントが​処理され、​どの​イベントが​重複として​除かれたかを​見て​確かめます​(イベントの​テストツール)。

​

ピクセルも​コンバージョンAPIも、​訪問者の​情報を​自社の​外に​送る​仕組みです。
設定と​同じ​くらい、​何を​送るかと、​それを​どう​伝えるかが​大事に​なります。

Metaは、​ピクセルや​コンバージョンAPIを​使う​広告主に​向けて、​次のことを​求めています​(Metaビジネスツールでの​プライバシーと​データ使用の​要件)。

  • ツールを​どう​設定し、​どんな​データを​共有するかの​責任は​広告主に​ある
  • Metaを​含む第三者に​情報を​渡す前に、​法的な​根拠と、​必要な​同意などの​権利を​得ておく。​欧州連合などでは、​Cookieの​保存に​利用者の​同意が​必要に​なる
  • 健康情報、​財務情報、​その​ほか​機密と​みな​されうる​情報は​共有しない。​URLパラメーターや​カスタムイベントに​入った​情報も​対象
  • 取得する​データの​種類、​Metaを​含む共有先と​理由、​利用者が​どう​管理できるかを、​平易な​言葉で​伝える

守られていないと、​データの​制限や、​ビジネスツールの​利用の​停止に​つながることが​ある、​とも​書かれています。
広告アカウントが​止まったときの​対処は、Meta広告の​アカウントが​停止される​原因と​解除の​手順に​まとめました。

日本では、​2022年の​電気通信事業法の​改正で、​タグなどを​使って​利用者の​情報を​外部に​送る​場合に、​送る​情報の​内容、​送り先、​利用目的を​利用者が​確かめられるように​する​「外部送信規律」が設けられました。
ただし総務省の​説明では、​この​規律が​適用されるのは​電気通信事業を​営む者で、​自社の​商品などを​オンラインで​販売する​ホームページや、​企業の​ホームページの​運営は​電気通信事業に​当たらず、​対象に​ならないとされています​(総務省:外部送信規律、2026年10月8日確認)。
会社案内と​問い合わせフォームの​サイトであれば、​多くは​こちらに​当たります。
ニュースの​配信や​会員どうしの​やり取りなど、​ほかの​サービスも​運営している​場合は、​総務省の外部送信規律FAQで​自社が​当たるかを​確かめます。

法律の​対象に​ならなくても、​Metaの​要件として、​何を​どこへ​送るかを​伝える​必要は​残ります。
この​サイトの​プライバシーポリシーでは、​外部送信の​条に、​使っている​計測の​サービスを​提供元の​名前とともに​並べ、​送る​情報と​目的、​止め方を​書いています​(プライバシーポリシー)。
ピクセルを​入れるなら、​この​一覧に​Metaも​足し、​送る​情報と​目的を​書き加えます。
何が​個人情報に​当たり、​どこまで​同意が​要るかは、​送る​情報の​中身で​変わります。
顧客情報を​サーバーから​送る​場合は​特に、​Metaも​書いている​とおり、​法律の​専門家に​相談したうえで​決めます。

株式会社bundlyzeは​大阪市北区を​拠点に、​お客様の​サイトの​計測の​設定と、​Google広告・Meta広告の​運用を​受け持っています。
全国から​ご相談いただけます。
打ち合わせは​Web会議でも、​対面でも​可能です。
この​記事を​書いた​津嘉山は、​業務システム開発と​AWSを​専門と​する​エンジニアです。

Serviceサービス一覧広告費を、​問い合わせに​変える​運用をサービスの​内容を​見る

よく​ある​質問

Facebookピクセルと、​Metaピクセルは​違うものですか?
同じものです。​いまは​Metaピクセルという​名前で​案内されています。​以前の​ピクセルの​確認用の​拡張機能​「Metaピクセルヘルパー」は、​新しい​「Meta広告データヘルプツール」に置き換わっています。
コンバージョンAPIだけを​使い、​ピクセルは​入れなくても​いいですか?
Metaの​案内は、​ピクセルと​コンバージョンAPIを​組み合わせて​使う​前提で​書かれています。​中でも​Meta対応コンバージョンAPIは、​ピクセルが​あることを​前提に​した​設定です。​フォームの​サイトなら、​まず​ピクセルを​入れ、​届かない​分を​コンバージョンAPIで​補う​順番が​進めやすいと​考えています。
問い合わせフォームの​送信は、​Leadと​Contactの​どちらで​送りますか?
Metaの​標準イベントの​定義では、​フォームの​送信は​Leadの​例として​挙がっています。​Contactは、​電話、​SMS、​メール、​チャットなどで​連絡を​取り合うときの​イベントなので、​電話番号の​リンクを​押したときなどに​使います。
ピクセルが​正しく​動いているかは、​どこで​確かめますか?
イベントマネージャで​対象の​ピクセルを​選び、[テストイベント]を開いて、​そこから​サイトを​開いて​操作します。​テストイベントの​画面を​開いている​間の​操作だけが​記録されます。​GTMを​使っているなら、​GTMの​プレビューで​タグが​動いたかも​あわせて​見ます。
ピクセルと​コンバージョンAPIの​両方で​送ると、​成果が​二重に​なりませんか?
同じ​イベントを​両方から​送るときは、​イベント名を​そろえ、​同じ​event_idを​付けると、​1回だけ​数えられます。​Meta対応コンバージョンAPIでは、​重複の​除外は​自動で​行われます。
ドメイン認証を​しないと、​計測は​できませんか?
Metaの​ドメイン認証の​説明は、​自社の​ドメインへの​リンクや​コンテンツの​編集権限を​管理し、​不正な​使われ方を​防ぐためのものとして​書かれています。​計測とは​別に、​自社の​ドメインを​守るために​済ませておきます。​認証は​無料です。

​

設定が​済んでいる​つもりの​サイトでも、​作り直しや​フォームの​差し替えで、​計測だけが​消えていることがあります。
イベントマネージャの​[テストイベント]を開き、​そこから​自社の​サイトを​開いて、​問い合わせを​一度​送ってみてください。
PageViewと​Leadが​1回ずつ​出るか、​完了ページの​アドレスバーに​入力した​内容が​出ていないかを​見れば、​いまの​状態が​分かります。

Web広告に​ついて
いまの​状況を​お聞かせ​ください

「何から手をつければいいか​分からない」という段階からで​構いません。

  • 24時間以内に、​担当者から​ご連絡します。
  • 全国から​ご相談いただけます。​打ち合わせは​Web会議でも、​対面でも​可能です。

送信いただいた個人情報はプライバシーポリシーに基づき取り扱います。