この記事の結論
Metaのビジネス認証は、ビジネスポートフォリオが実在する正当な会社のものだとMetaに確かめてもらう手続きです。
申請できるのはポートフォリオの全権限を持つ人で、パソコンのブラウザでMeta Business Suiteの[セキュリティセンター]を
入力する正式なビジネス名、住所、電話番号、ウェブサイトは、法人としての情報と完全に一致させ、サイトは https で開ける状態にしておきます。
一致する記録が見つからないときは、公的な書類のアップロードを求められることがあります。
最後に、メール、電話、SMS、WhatsAppのメッセージ、ドメイン認証のいずれかで、自分とビジネスの関係を確かめます。
決定までは最大で14営業日かかる場合があります。
ビジネス認証では認証バッジは付きません。
バッジが付く仕組みの一つが、有料のサブスクリプションの「Meta認証」です。
ビジネス認証とは、ポートフォリオが本物の会社のものだと確かめる手続き
Metaの説明では、ビジネス認証は、ビジネスポートフォリオ(Facebookページ、
認証では、次の2つが確かめられます(Metaビジネスヘルプセンター:Meta Business Suiteでのビジネス認証について、
- ビジネスが法人であること。ビジネスは地域の当局に登記されている必要があり、ビジネスの公式の電話番号かメールアドレスが要ります
- 申請する人が、そのビジネスの正式な代表者であること。ビジネスの電話番号かメールアドレスに届く認証コードを受け取れる必要があります(ドメインの
認証で示す方法もあります)
認証すると使えるようになるもの
ビジネスを認証すると、一部の広告、開発者向け、請求、支払いのオプションが使えるようになることがあります。
同じページでは、認証が必要になりうる機能の例として、1日の上限予算、対象の開発者向け機能、Metaビジネスパートナー、ニュースページインデックス、WhatsApp Businessプラットフォーム、ページの透明性、中国を拠点にしている広告会社、金融サービスの広告主が挙げられ、これ以外にもあると書かれています(ビジネス認証について)。
全員が申請するものではない
ビジネスによっては、認証が要らない場合や、認証を受ける選択肢そのものがない場合があります。
自社が当てはまるかは、Meta Business Suiteのセキュリティセンターを開くと分かります。
[認証を
ただし、使おうとしている製品や機能によっては、セキュリティセンター以外の場所からメールやお知らせが届き、認証を求められることがあります。
その場合は、そのメールやお知らせに書かれた手順に沿います(Metaビジネスヘルプセンター:Meta Business Suiteでビジネスを認証する方法、
届いたメールのリンクを開く前に、Meta Business Suiteに自分でログインして、本当に求められているかを確かめておくと安心です。
Metaを名乗るメールの見分け方は、Metaのビジネスポートフォリオの権限は、外部に渡すとき最小限から始めるに書いています。
認証の前にそろえるもの
申請の画面で入力する情報は、法人としての情報と完全に一致している必要があります(Meta Business Suiteでビジネスを認証する方法)。
登記の内容、ウェブサイトの会社概要、メールの署名などで表記が違っていないかを、申請を始める前に手元の書類と並べて確かめ、一つにそろえておきます。
| そろえるもの | 確かめておくこと |
|---|---|
| 全権限を持つ人 | 申請できるのは、ビジネスポートフォリオの全権限を持つ人。セキュリティセンターに入れなければ、全権限がない可能性がある |
| 正式なビジネス名 | 登記どおりの法人名。 |
| 住所 | 登記の住所と同じ表記。番地やビル名の書き方も書類に合わせる |
| 電話番号 | ビジネスの公式の電話番号。認証コードを受け取る方法に選ぶなら、申請する人がその番号で受け取れること |
| メールアドレス | ビジネスの公式のメールアドレス。コードを受け取る方法に選ぶなら、申請する人がそのアドレスで受け取れること |
| ウェブサイト | 正常に読み込まれ、URLが https:// で始まること。エラーを出すリンクがないこと |
| 公的な書類 | 一致する記録が見つからないときに求められることがある。Metaは例として営業許可証や会社定款を挙げている |
電話番号とメールアドレスは、コードを受け取る人が実際に受け取れるかが分かれ目です。
代表番号が受付の電話につながっている、問い合わせ用のメールを別の人が見ている、といった場合は、誰がコードを受け取るかを申請の前に決めておきます。
この記事で確かめたMetaのヘルプのページには、日本向けの書類の一覧は載っていませんでした(2026年10月8日時点)。
書類を求められたら、手続きの画面の案内に沿って、入力したビジネスの詳細が確かめられる公的な書類を用意します。
ビジネス認証の手順
手順は、Metaのヘルプにある流れのとおりです(Meta Business Suiteでビジネスを認証する方法)。
パソコンのブラウザで進めます。
- Meta Business Suiteの[セキュリティセンター]を
開く。 開けないときは、ビジネスポートフォリオの全権限を持っていない可能性があります - [認証を
開始]を [認証の選ぶ。 対象外です]と 出ている場合は、前の節のとおり、セキュリティセンターでの認証は要りません - ビジネスの詳細を入力する。 正式なビジネス名、住所、電話番号、ウェブサイトなどを入れます。法人としての情報と完全に一致させ、サイトが https で開けることを確かめます
- ビジネスの詳細を確かめる。 一致する記録が見つからない場合は、
[自分の ビジネスがリストにない]か [一致する ものがありません]を 選べます。この場合、営業許可証や会社定款などの公的な書類をアップロードして、入力した内容を確かめるよう求められることがあります - 関係を確かめる方法を選ぶ。 メール、電話、SMS、WhatsAppのメッセージ、ドメイン認証から選びます。ドメイン認証は、メタタグかDNSレコードを追加して、ウェブサイトを持っていることを示す方法です
- 関係を確かめて、
[完了]を 申請を受け付けたことを知らせるメッセージが出ます選ぶ。
ボタンの名前は、手順のページでは[認証を
画面の表記が少し違っても、セキュリティセンターから始めるという流れは同じです。
ドメイン認証は、自社のドメインへのリンクやコンテンツの編集権限を管理し、ドメインの不正な使われ方を防ぐのにも役立つ手続きです。
ドメイン認証のページでは、方法としてメタタグとDNSのTXTレコードのほかに、HTMLファイルをアップロードする方法も挙げられています(Metaビジネスヘルプセンター:Meta Business Suiteでのドメイン認証について、
Metaピクセルの設定と合わせて済ませる場合の流れは、MetaピクセルとコンバージョンAPIの設定と確認のドメイン認証の節に書いています。
月極の請求書払いを使っている場合
広告の支払いに月極請求書払いを使っている場合は、ビジネス認証のための書類は要りません。
認証を始めるときに、クレジットラインの情報をフォームに入れて送れます。
この選択肢が出ないときは、認証しようとしているポートフォリオが、自社の持つクレジットライン(ほかの
審査にかかる時間と、結果の確かめ方
認証の申請についての決定には、最大で14営業日かかる場合があります。
審査が終わると通知が届き、認証されたことを知らせるメッセージが来れば、それ以上の対応は要りません(Meta Business Suiteでビジネスを認証する方法)。
認証のステータスは、Meta Business Suiteの[設定]の
コマースマネージャなど、セキュリティセンター以外の場所から認証を始めた場合は、その場所に戻って確かめます(Metaビジネスヘルプセンター:Meta Business Suiteのセキュリティセンターでビジネス認証の申請が却下されたのはなぜですか、
14営業日は、土日や祝日を入れると3週間ほどになります。
認証が必要な機能を使う予定がある場合は、その日から逆算して早めに申請しておきます。
通らないときの確認表
Metaは、ビジネス認証では多くの要素を評価していて、出した情報が要件を満たしていなければ却下することがあると説明しています。
却下の理由の例として挙げられているのは、虚偽や誤解を招く情報を出している(または
この理由の例と、手順のページに書かれた条件をもとに、見直す点を表にしました。
| 見直す点 | 確かめること |
|---|---|
| 名前と住所の表記 | 入力した正式なビジネス名と住所が、登記や提出した書類と完全に一致しているか。略称や旧社名、旧住所が残っていないか |
| 電話番号とメールアドレス | ビジネスの公式のものか。申請した人が、その番号やアドレスで認証コードを受け取れるか |
| ウェブサイト | 入力したURLで正常に開けるか。https:// で始まるか。開けないリンクやエラーのページがないか |
| 書類 | 入力したビジネスの詳細(名前や |
| 申請した人 | ビジネスポートフォリオの全権限を持ち、そのビジネスを代表する権限がある人か |
| ドメイン認証 | ドメイン認証を選んだなら、メタタグやDNSレコードが、認証するドメインに正しく入っているか |
| 認証のあとの変更 | 認証のあとで正式名称、国、電話番号、ウェブサイトのアドレスなどを変えていないか。変えると、認証をもう一度済ませる必要がある |
却下されたときは、異議を申し立てられる場合があります。
申請の状態はセキュリティセンターで確かめます(ビジネス認証の申請が却下されたのはなぜですか)。
認証のあとで会社の情報が変わったとき
認証済みのビジネスで、正式名称、国、電話番号、ウェブサイトのアドレス、納税者識別番号を編集すると、ビジネス認証の手続きをもう一度済ませる必要があります。
電話番号やウェブサイトのアドレスがまだ登録されていない場合は、もう一度認証しなくても登録できます。
編集は、Meta Business Suiteの[設定]で
新しい内容を確かめられる書類の提出や、メール・電話番号での認証コードの受け取り、ドメイン認証を求められることがあります。
編集している間も、いまの認証の状態には影響しません(認証済みのビジネスの詳細をMeta Business Suiteで編集するにはどうすればよいですか)。
移転やサイトのドメインの変更、社名の変更が決まったら、ポートフォリオのビジネスの詳細も直す作業に入れておきます。
情報を整えて通そうとすることは避ける
認証で偽りや誤解を招く情報を入れたり、代表する権限のないビジネスの持ち主だと主張したり、審査の仕組みを迂回しようとしたりすると、認証の却下や認証の取り消しに加えて、アカウントにほかの措置がとられることがあります(Meta Business Suiteでビジネスを認証する方法)。
通らないからといって、別の会社の名前や書類を使って申請することはしません。
ビジネス認証と「Meta認証」は別のもの
名前が似ていますが、ビジネス認証とMeta認証は別の仕組みです。
Metaのビジネスヘルプセンターは、Meta Business Suiteでのビジネスの認証は「ビジネス向けMeta認証」とは
一方、Facebookヘルプセンターでは、Meta認証は認証をともなう有料のサブスクリプションで、青色の認証バッジ、高度なサポート、なりすまし対策などの特典があると説明されています(Facebookヘルプセンター:Facebookの認証バッジの種類、
| ビジネス認証 | Meta認証 | |
|---|---|---|
| どんなものか | ビジネスポートフォリオが正当なビジネスに属していることを確かめる手続き | 認証をともなう有料のサブスクリプション |
| 認証バッジ | 付かない | 青色の認証バッジが付く |
| 主な目的 | 一部の広告・開発者向け・請求・支払いの機能を使えるようにする | バッジ、高度なサポート、なりすまし対策などの特典 |
| どこから | Meta Business Suiteのセキュリティセンター | サブスクリプションに登録する |
広告の機能のためにビジネス認証を求められている場合は、セキュリティセンターなど、求められた場所からビジネス認証の手続きを進めます。
反対に、プロフィールにバッジを付けたいなら、ビジネス認証ではなくMeta認証の側を確かめます。
なお、同じFacebookヘルプセンターのページでは、要件を満たす著名な人物、ブランド、団体が申請できる青色(著名)
Meta認証の料金や登録の条件は、この記事では扱いません。
登録の画面で確かめてください。
認証とあわせて、アカウントの安全を整える
ビジネス認証を申請できるのも、認証済みの情報を編集できるのも、全権限を持つ人です。
全権限を持つ人が1人だけで、その人のアカウントに入れなくなると、認証の手続きを進められる人がいなくなります。
Metaは、必須ではないとしたうえで、全権限を持つアクティブなユーザーを2名確保することをすすめています。
同時に、全権限は必要な人だけに絞ること、パスキーか二段階認証を設定していないユーザーは設定するまでポートフォリオから外すこと、認証アプリのバックアップやリカバリーコードの保存など複数の方法を用意しておくことも挙げています(Metaビジネスヘルプセンター:ビジネスポートフォリオのセキュリティを強化するためのベストプラクティス、
二段階認証の要件を満たしていないことは、Meta広告の制限の理由の一つにも挙げられています(Metaビジネスヘルプセンター:広告の制限について、
二段階認証を必須にする設定、全権限を持つ人の数の考え方、止まったときの手順は、Meta広告のアカウントが停止される原因と解除の手順にまとめています。
株式会社bundlyzeは大阪市北区を拠点に、Google広告とMeta広告の運用を受け持っています。
全国からご相談いただけます。
打ち合わせはWeb会議でも、対面でも可能です。
この記事を書いた津嘉山は、業務システム開発とAWSを専門とするエンジニアです。
よくある質問
Metaのビジネス認証は誰が申請できますか?
ビジネス認証にはどんな書類が要りますか?
ビジネス認証の審査にはどのくらいかかりますか?
ビジネス認証が通らないときは何を見直しますか?
ビジネス認証をすると認証済みバッジは付きますか?
認証のあとで住所やサイトのURLを変えたらどうなりますか?
まとめ
ビジネス認証で時間がかかるのは、申請の操作よりも、その前の表記合わせです。
セキュリティセンターで[認証を
認証コードを誰が受け取るかを決めてから申請すると、途中で止まりません。
あわせて、全権限を持つ人が2名いるか、全員が二段階認証を設定しているかを確かめておきます。
全権限を持つ人は、Meta Business Suiteの[設定]の
Web広告について、
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